東伸運輸は、愛知県愛西市に保有する物流倉庫「愛西倉庫」を、東西の物流の「中継拠点・集約型拠点」として活用すると発表した。

愛知県愛西市に関東と関西の物流ハブとなる「中継・集約型センター」をリリース

2024年問題により、九州・関西と関東・東北間の長距離輸送の継続が困難となる中、同社はこれまで専属倉庫として運用していた愛西倉庫を、中継・拠点集約機能を担う新たな物流ハブとして再活用するという。

同倉庫は、東名阪道・名二環・伊勢湾岸道が交差する弥富IC付近に立地し、約5,500坪の延床面積を有する鉄骨造2階建の大型低床倉庫。

名古屋港や四日市港との連携も可能な立地を活かし、広域輸送の中継、分割配送、集約保管、さらにはBCP（事業継続計画）対応拠点として柔軟に運用できるとしている。

また、同社への「寄託」専用の物流拠点として運用され、保管、入出庫、流通加工、輸配送までをワンストップで提供するという。500坪未満の案件にも対応可能で、業種や規模を問わず柔軟な利用が可能だとしている。

愛西倉庫

■施設概要

倉庫名：愛西倉庫
所在地：愛知県愛西市東保町宗十2-1
敷地面積：5,672坪
延床面積：18,108平方メートル（5,476坪）
構造：鉄骨造2階建（低床倉庫）
竣工：2016年12月