ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を運営するさとふるは、サイトに掲載しているふるさと納税の返礼品情報をもとに、返礼品のトレンドを公表した。
■4~5月の寄付件数、「SDGs」タイトル付き返礼品は前年比1.3倍超、「簡易包装」品は3.6倍超に
「SDGs」がタイトルにつく返礼品の4~5月の寄付件数は、前年同期比で1.3倍以上に増加した。

2024年のSDGs人気返礼品ランキングTOP5では、和牛切り落としがエコパック包装で届く返礼品が1位を獲得したほか、2位、3位にはトイレットペーパーとティッシュがランクインし、日常生活において使用頻度の高い返礼品の中でも、環境に配慮した返礼品が特に選ばれている。
■2024年SDGs人気返礼品ランキング
1位:【1440グラム】黒毛和牛ボリューム便 トレー無しSDGs
2位:富士山SDGs 100%リサイクル トイレットペーパー(ダブル)75ロール【思いやり型返礼品】
3位:ネピア ネピecoティシュ200組 5箱×12パック サステナブルSDGs ティッシュ 日用品
4位:美波町 SDGs カメ ピンバッジ
5位:【訳あり】動物保護支援 ブレンド コーヒー豆200グラム×2袋計400グラム SDGsふるさと納税で国際貢献

さらに、「簡易包装」がタイトルにつく返礼品の4~5月の寄付件数も、前年同期比で3.6倍以上に増加。
「簡易包装」返礼品は、返礼品事業者にとっては包装にかかるコストを削減でき、寄付者にとっても開封後のゴミが少なく片付けが容易であるなど、環境に優しいだけでなく双方にメリットをもたらしている。
また、ふるさと納税では寄付時に寄付金の使い道を指定することが可能だという。
自治体によっては、寄付金の使い道としてSDGsに関する取り組みを指定することもできるので、ふるさと納税を通してSDGsに貢献することも可能。
同社では、寄付金の使い道指定をはじめ、北海道下川町での森林整備や岩手県宮古市での障がい者のマリンスポーツ体験など、ふるさと納税で支援できる地域のSDGsに関する取り組みも行っているとのことだ。