Metaは、テキスト共有アプリ「Threads」において、投稿内のテキストや画像にぼかしをかけることでネタバレを防ぐ機能のテストを開始した。対象は日本を含む一部の利用者で、段階的に導入されるという。

同機能では、テレビ番組や映画の感想を投稿する際、視聴前の他者に重要な情報が見えてしまうことを防ぐことができる。投稿作成時に伏せたい文字を選択して「ネタバレありにする」を指定することで、該当箇所がぼかされて投稿される。画像についても、追加後のオプションから同様に指定可能とのことだ。投稿閲覧者は、ぼかされた箇所をタップすることで内容を確認できる仕組みである。
この機能の対象者以外でも、ネタバレ指定された投稿自体は閲覧可能であり、ぼかしの有無にかかわらず、すべての利用者が投稿を見ることができるとしている。
Metaによれば、Threadsは2023年7月の提供開始以来、エンターテインメント分野を中心に利用が広がっており、2025年3月時点で月間アクティブ利用者数が3.5億人、デイリーアクティブ利用者数が1億人を超えているという。トレンドランキングでも、番組やドラマなどに関する投稿が多く見られることから、今回の機能追加に至ったとのことだ。