INFORICHは、Osaka Metroの各駅構内へのモバイルバッテリーシェアリングサービス「ChargeSPOT®」の設置拡大を進めており、累計106駅・126台の導入が完了したと発表した。2021年から設置を開始し、2023年8月時点で96駅・115台だったが、2025年1月からの増設によりさらに拡張されたという。

この増設は、大阪・関西万博に伴うスマートフォン利用の増加と充電需要の高まりを受けたもので、INFORICHが2025年5月に実施した調査では、万博来場者の約3割が「充電が切れそう/切れた」、半数以上が充電不安から「スマホ使用を控えた」と回答したとのことだ。駅構内での充電インフラ整備は、来場者や通勤・通学者の移動安心感と利便性向上につながるとしている。
さらに、同社は6月16日9時から7月21日9時まで、大阪府内のChargeSPOT設置場所を対象に「30分間無料キャンペーン」を実施する。期間中は府内のすべてのChargeSPOTにおいて、何度でも30分以内の利用が無料となる。なお、30分超の利用には通常料金(330円〜)が適用されるほか、一部スポットは対象外となる。
