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日本初、シェア型クラウドキッチン「Kitchen BASE」が東京にオープン

SENTOENは2019年6月18日、オンラインデリバリーに特化した飲食店(ゴーストレストラン:実店舗を持たず、オンラインデリバリーのみでサービスを展開するレストラン)向けシェアキッチン「Kitchen BASE(キッチンベース)」を、同日に東京・中目黒エリアにオープンしたと発表した。

複数のゴーストレストランが入居するシェアキッチン

Kitchen BASEは、複数のゴーストレストランが入居する約20坪の広さのシェアキッチンである。

それぞれ独立した4つの厨房設備を提供して、日夜で2回転させる。日中は複数のデリバリープラットフォームを活用した即席デリバリー向け店舗を運営します。夜中から早朝にかけては、宅配弁当・仕出し弁当サイトからの予約デリバリーの仕込み場所として活用する。

Kitchen BASE側が、開業および運営に必要となるデリバリープラットフォームの登録手続き、配達要員の確保、開業後のマーケティングサポートなどは全て運営側で実施する。それにより、入居する店舗は、“メニュー考案と料理提供”のみに専念することができる。

特徴は以下のとおり。

  • 開業初期コスト削減

通常飲食店を開業する際に必要な開業コストは、テナント費、内装費、インフラ整備、厨房設備の購入など合わせて1,000万円以上すると言われている。Kitchen BASEでは、調理設備、収納スペース、販売促進のサポートなどが揃ったシェアキッチンを月額制で提供するため、開業コストを約95%抑えることが可能だ。

  • 独自のデリバリー管理

デリバリーを始める上で必要となる配達要員は、外部のデリバリープラットフォームを活用し、運営側がすべて手配。また、Kitchen BASE独自の管理システムにより、一人のシェフが複数のデリバリープラットフォームで同時に店舗を構えながらも、一括して注文を処理することができる。

  • データドリブンなマーケティング支援

日々のデリバリー注文で得た顧客データを解析し、売上、客単価、リピート率など、販売促進に必要となるデータを同社独自のシステムで算出。分析結果をシェフに提供して、料理やメニュー構成の改善など、データにもとづいた改善フローを実現できる環境を提供する。

  • コミュニティの実現

フードアドバイザーやシェフ同士のコミュニケーションを活発化することにより料理を継続的にアップデートできるコミュニティ空間を作っていきます。試食会などのイベントによってさまざまな人との接点を生み出す。

数々の賞を受賞したシェキッチンも

埼玉県八潮市伊勢野にて2017年4月22日にオープンしたラーメン店「Handicraft works」の例を見てみよう。同店は、「ハンディクラフトワークス: 肉とサラダを同時に味わう新感覚油そば」を扱っている。

2017年10月に東京ラーメンオブザイヤーTRY新人賞汁なし部門1位、醤油部門6位を獲得。2018年埼玉ラーメンウォーカー新人大賞1位を獲得した。

Uberの注文サイトから注文するだけで、届けてくれるシステムとなっている。

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