東京建物は、愛知県名古屋市で中規模オフィス「T-PLUS名駅」に着工したことを発表した。

同物件は、JR線・東海道新幹線「名古屋」駅徒歩8分、「名古屋」駅につながる地下街出入口徒歩2分に位置する、交通利便性に優れたオフィスビル。
同物件が所在する名駅エリアは名古屋におけるビジネスの中心地であり、地元企業だけでなく、拡張移転などを見込むスタートアップ企業や大手企業の支店のニーズも強いエリアとなっている。
なお、同物件は同社が展開する中規模オフィスブランド「T-PLUS」として初となるセットアップオフィス区画を一部フロアで整備。内装費用等の初期投資を抑えながら短期での入退去が可能なセットアップオフィス区画を設けることで、企業の柔軟なオフィス戦略を支援するという。
また、退去時の原状回復工事が不要なため、退去時のコスト削減となるだけでなく、廃棄物の削減により循環型社会の実現にも貢献するとしている。

同社による名古屋市における新規のオフィス開発は、2009年竣工の名古屋プライムセントラルタワー以来16年振りとなっており、同物件は2027年2月の竣工を予定しているとのことだ。
●■「T-PLUS名駅」建物概要
所在地:愛知県名古屋市中村区名駅南一丁目1815他(地番)
交通:
JR線・東海道新幹線「名古屋」駅徒歩8分
名古屋市営地下鉄桜通線「名古屋」駅徒歩8分、東山線「名古屋」駅徒歩6分
名古屋鉄道「名鉄名古屋」駅徒歩6分
近畿日本鉄道「近鉄名古屋」駅徒歩5分
用途:1階:店舗、駐車場・2階~12階:事務所
敷地面積:約1,056平方メートル
延床面積:約6,544平方メートル
構造/規模:鉄骨造/地上12階
着工:2025年5月12日
竣工:2027年2月(予定)