TKPは、アパグループが所有する「アパホテル〈宮城古川駅前〉」を取得し、アパホテルとフランチャイズ契約を締結のもと、運営を開始した。開業に伴い、開業披露式典を開催した。

アパホテル〈宮城古川駅前〉は、スタンダードルーム97室、クイーンベッドルーム36室、ツインルーム18室、デラックスツインルーム1室の全152室を備えた新都市型ホテル。

JR東北新幹線・陸羽東線「古川駅」から徒歩2分の立地に位置し、ビジネス出張や宿泊研修などの需要に対応する設計となっている。館内にはワークプレイスとしての機能も充実しており、ビジネス利用における快適性と効率性を追求しているという。

TKPは、2023年4月に発表した中期経営計画において、ホテル・宿泊研修事業を事業の「第2の柱」として位置付けており、「3年間で10施設出店」という目標を上回るペースで出店を進めている。同ホテルの開業により、TKPによるアパホテルのフランチャイズ事業は建築中の施設を含め17棟・3,157室、TKPが運営する宿泊施設は開業前の施設を含め全国で31棟(30施設)・4,002室となる。

TKPがアパホテルの既存店舗を取得してフランチャイジーとして運営するのは、「アパホテル〈函館駅前〉」、「アパホテル〈帯広駅前〉」、「アパホテル〈和歌山〉」に次いで4棟目であり、宮城県では2棟目の出店となる。
法人企業の顧客基盤を活かし、アパホテルのフランチャイズ方式によるホテル運営に加え、宿泊研修施設や観光需要に適した施設の運営とサービスの拡充を進め、地域活性化への貢献を目指すとしている。