ナイルは、運転免許を持っている全国の男女1,857人を対象に、3月24日から運用が始まる「マイナ免許証」についてインターネット調査を実施し、結果を公表した。

「マイナ免許証」についてインターネット調査を実施

■概要まで知っている方は3割程度

運転免許証を持っている人に、マイナ免許証についてどの程度知っているかを聞いたところ、「概要も知っている」が29.9%、「聞いたことがある程度」が52.9%、「知らない」が17.1%という結果となった。

8割以上の人がマイナ免許証を認知しているものの、概要まで知っている方は3割程度ということが判明。

マイナ免許証についてどの程度知っているか 

■約6割がマイナ免許証の取得を検討している

マイナ免許証の運用が始まったら免許証の持ち方をどうするか聞いたところ、「マイナ免許証のみ」と答えた人が22.5%、「マイナ免許証と従来の免許証の両方を持つ」と答えた人が37.8%となり、「従来の免許証のみ」は39.7%で、約6割がマイナ免許証の取得を検討していることがわかった。

なお、それぞれの持ち方を選んだ理由は、マイナ免許証のみは「財布に入れるカード枚数を減らしたい」「管理が楽になる」、マイナ免許証と従来の免許証の両方を持つは「運転免許証の提示を求められたときに困る」「マイナンバーカードは持ち歩きたくない」、従来の免許証のみは「情報を集約するのに不安がある」「メリットを感じない」「しばらく様子を見たい」といった回答が寄せられたという。

3月24日から免許証の持ち方を選べるようになるが、3パターンのうちどれにしたいか

■約3割が情報漏洩や悪用のリスクを懸念

続いて、マイナンバーカードと運転免許証が一体化することに対し、どのような心配があるか聞いたところ、最も多かったのが「情報漏洩や悪用のリスクが大きい」で30.7%という結果に。

具体的には、「マイナンバーカードのセキュリティに不安がある」「情報が一つ漏洩したら、紐付けされたすべての情報が漏れそう」など、過去に個人情報の漏洩や紛失などが起きたマイナンバーカードに一体化する点を不安視する声ががった。

次いで多かったのは24.1%が回答した「紛失すると本人確認に手間がかかる」で、「失くしたら身分を証明するものなくなる」という回答が大半となった。

「手続きが面倒」と回答したのは15.5%で、「使い慣れてきたものを無理に変える必要はない」「将来的に免許証を返還したときの手続きなどが面倒くさそう」といった回答がみられたとのことだ。

マイナ免許証にあるデメリットで最も心配なこと

■約半数がモバイル運転免許証を利用したいと回答

さらに、将来モバイル運転免許証が実現した際に利用したいか聞いたところ、「利用したい」が46.4%、「これまで同様カードで持ちたい」が53.6%という回答結果に。

将来、モバイル運転免許証(スマホで免許証を提示できる)が実現した場合、利用したいと思うか

今回の調査から同社は、運転免許を持っている人の約8割が、マイナ免許証を認知していることがわかりました

マイナ免許証は券面に運転免許証の情報が記載されないことから、普及するまではレンタカーやカーシェアリングでの利用が制限される可能性も指摘されています。定額カルモくんのカーリースなら、月々10,000円台からと手ごろな価格でマイカーライフを始められるため、経済的な負担を抑えて車を持つことも可能です。マイナ免許証の運用開始に伴って車の利用方法を見直したい方はぜひ検討してみてください。

<参考>
ナイル・定額カルモくん『「マイナ免許証」についてのインターネット調査