コンビニ服の購入率は9.7％で20代が最多約6割が「急な必要性」で購入、一方で「コラボ目当て」での購入も

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ネオマーケティングは、2025年1月24日〜2025年1月27日の4日間、全国の20歳以上の男女を対象に「コンビニファッション」をテーマにインターネットリサーチを実施し、その結果を公表した。

全体の購入経験率は9.7％で、男性の方が高い傾向にあった。年代別では、若年層ほど購入率が高く、特に20代が最多。女性も同様の傾向を示し、若年層はコンビニでの衣服購入に対する抵抗感が低いことが分かった。

最も多く購入されたのは「ソックス」「下着（アンダーウェア）」「インナー（肌着）」で、肌に直接触れるため買い替え頻度の高い衣類が上位を占めた。

「ソックス」と「下着（アンダーウェア）」は男女差が大きく、購入率にそれぞれ12.3ポイント、17.5ポイントの差があった。

また、20代では「スウェット」「マフラー」など、買い替え頻度の低い衣類の購入率が他の年代より高く、女性は「手袋」「帽子」「ボトムス」、男性は「ハンカチ」の購入率が最も高かった。

全体の72.0％が「コンビニのプライベートブランド商品」を購入していた。一方、「他ブランドとのコラボ商品」は20〜30代の購入率が高く、特に男性20代では46.4％に上った。

若年層は緊急用や宿泊先で仕方なくコンビニ服を購入するケースだけでなく、コラボ商品を目的に“わざわざ”コンビニで衣類を購入するケースが多いことが伺える。

最も多かった理由は「急な必要性を感じたから」で全体の59.3％を占めた。次いで、「急な必要性を感じたから」「価格が手頃だったから」が続き、現状では緊急時の購入が中心であることが分かった。

一方、「特定のブランドとのコラボ商品が欲しかったから」と回答した割合が男性20代でトップに。「新商品や話題の商品を試したかった」「以前購入した商品が良かった（リピート）」の割合も他の層より高くなっており、コンビニ服への好意度の高さが羽化がwる。

「急に着替えが必要になったときに使用している」が38.0％で最多、「普段着（外出用）」が36.2％で続いた。「部屋着・リラックス用」はやや下回ったものの、一定の満足度があることが伺える。

また、「部屋着・リラックス用」は女性の方が高く、「旅行や出張時の使用」は男性の方が高い傾向にあった。

全体の32.0％が「分けている」と回答。若年層ほどその傾向が強く、男性20代では54.6％、女性20代では51.0％に上った。

緊急購入が多いコンビニ服だが、ブランドや商品の違いを認識し、選んで購入する層も一定数存在することが分かった。

【調査概要】
調査の方法：ネオマーケティングが運営するアンケートシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
調査の対象：全国の20歳以上の男女のうち、コンビニで衣服を購入したことがある人
有効回答数：997名
調査実施日：2025年1月24日〜2025年1月27日

コンビニ服の購入率は9.7％で20代が最多　約6割が「急な必要性」で購入、一方で「コラボ目当て」での購入も