出光興産と三菱電機は、家電製品へのバイオマスプラスチック使用に向けた連携を開始すると発表した。

同取り組みでは、出光興産がマスバランス方式(※1)で製造するバイオマス化学品を原料とし、三菱電機の空調機器や冷蔵庫などの家電製品に使用することを目指すとしている。

取り組みイメージ

バイオマスプラスチックは、植物や廃食油から製造され、ライフサイクル全体でCO2排出量の抑制が可能であり、石油由来プラスチックと同等の品質を持つため、マテリアルリサイクル(※2)を阻害せずに家電製品に使用できるとされる。

両社は、この連携を通じてプラスチックのカーボンニュートラル化と循環型社会の実現に貢献するとしている。