寺田倉庫が運営するWHAT MUSEUMの「建築倉庫」は、新たに体験型スペースを増設し、3月8日にリニューアルオープンすると発表した。

「建築倉庫」が3月8日にリニューアルオープン

同社は2016年に「建築倉庫ミュージアム」を開設し、800点以上の建築模型を保管・展示してきた。今回のリニューアルでは、従来の「鑑賞型展示」に加え、模型を用いて学び体験できるプログラムを新設するという。

施設内には、建築模型の基本を学べる解説や触って体感できる模型を設置する常設展示、建築に関する書籍を閲覧できるコーナーなどを新たに完備。建築倉庫のエントランスでは、竹の素材の特性を活かした構造システムでつくられた作品が来館者を迎えるという。

エントランス「三灯小径」

また、子ども向けや中高生向けのワークショップ、家づくりを考える方向けの体験講座など、多様なプログラムを展開。建築模型を通じて、初心者から専門家まで幅広い層が建築文化に親しみ、体感できる内容になっているとのことだ。

さらに、建築模型を用いたワークショップやガイドツアーを定期的に開催。来館者による参加型のスペースとして、子どもから大人まで楽しめるさまざまな活動を展開するほか、建築家・構造家などの専門的なトークイベントも開催予定だとしている。

■建築倉庫 概要

所在地:WHAT MUSEUM 建築倉庫(〒140-0002 東京都品川区東品川 2-6-10 寺田倉庫G号)
開館時間:火~日 11:00~18:00(最終入館17:00)
休館日:月曜(祝日の場合、翌火曜休館)、年末年始
入場料:一般:900円、大学生/専門学校生:700円、中高生:500円、小学生以下:無料
※チケットはオンライン事前購入制(日時指定・空きがあれば当日購入可)