ソニーペイメントサービスとゲームエイト、新会社「S8 Plus」を2025年1月に設立へ　ゲーム業界向け決済プラットフォームを提供

ゲームエイトは、ソニーペイメントサービスとの合弁会社「S8 Plus」を設立すると発表した。設立日は2025年1月23日を予定しているという。

新会社S8 Plusは、ゲームエイトの顧客基盤とソニーペイメントサービスの安全性の高い決済ソリューションを組み合わせ、ゲームやエンタメ領域における決済課題を解決する新たなプラットフォームの提供を目指す。同社によれば、この取り組みは2024年6月に可決された「スマートフォンにおいて利用される特定ソフトウェアに係る競争の促進に関する法律」を受けたものであり、業界全体の課題解決を目指すという。

S8 Plusでは、ユーザーがゲームをより楽しめる環境を提供するため、以下のサービスを展開する予定とのことだ。

（1）アプリ外課金サービスの提供
ゲームエイトの記事内で、ゲーム内通貨などを直接購入できる仕組みを提供する。これにより、記事を閲覧しながらシームレスに課金できるユーザー体験を実現するとしている。

（2）アプリ外課金導入の支援
ゲームパブリッシャーが独自にアプリ外課金を導入する際のコストや時間を削減するパッケージサービスを提供。この支援により、パブリッシャーの早期収益化を支援する考えだ。

（3）ゲームダウンロードキーの販売
パブリッシャーが配布・販売するゲームダウンロードキーを、ゲームエイトが運営するストアで販売することを検討しているという。これにより、新たなユーザー層へのアプローチや販売機会の創出を目指す。