Daigasグループは、大阪ガスがエネウィル、丸紅クリーンパワーと共同で開発を進めてきた「愛知田原バイオマス発電所」が、商業運転を開始したと発表した。

同発電所の運転開始により、Daigasグループが出資する稼働済みのバイオマス専焼発電所は計6カ所となり、合計の発電容量は30万キロワットを超えたという。

「愛知田原バイオマス発電所」が商業運転開始

同発電所は、愛知県田原市の臨海工業地域に位置し、燃料に木質ペレットを用いる発電容量約7.5万キロワットのバイオマス専焼発電所。

建設および運営を担う愛知田原バイオマス発電には、エネウィルが37.5%、丸紅クリーンパワーが37.5%、大阪ガスが25%の出資をしているとのことだ。

なお、同発電所の運営にあたっては大阪ガス100%子会社のDaigasガスアンドパワーソリューションがオーナーズエンジニアリング(※)業務を行うという。

Daigasグループは今後も、再エネの電源開発及び再エネ電気の供給を通じて、低・脱炭素社会の実現に貢献していくとしている。

■発電所概要

発電所概要

(※)事業者に技術的な支援を行うもの