日本製月経カップブランド「murmo/マーモ」を展開するmurmurは、働く20〜40代女性を対象に「仕事と生理」に関する調査を実施し、その結果を公表した。

■生理中の仕事はパフォーマンスが下がると7割の女性が回答「集中力が途切れやすい」の回答が最多に

生理期間は仕事において、パフォーマンスが下がると感じるか聞いたところ、7割以上の女性が「はい」と回答。

生理期間は仕事において、パフォーマンスが下がると感じるか

その理由を聞いたところ、「集中力が途切れやすい」「ストレスを感じやすく、情緒が不安定」が最も多く、「頻繁な休憩(トイレなど)が必要で仕事が中断される」が続いた。

また、何が原因だと思うか聞いたところ、「気分の落ち込みやイライラ」が最も多く、「痛み」「ムレ、臭い、かゆみ等の不快感」「経血量の多さ」などが続いた。

気分の落ち込みや痛みなどの生理時特有の体調変化が、集中力の低下やストレスなどにつながり、仕事に支障をきたす傾向にあることが分かった。

生理期間は仕事において、パフォーマンスが下がると感じる理由・原因

■適切なタイミングで生理用品を交換できないことが不快感の増大や経血漏れ、臭い漏れへの不安に

仕事における生理で経験があること聞いたところ、「自分のタイミングでトイレに行けなかった」が最も多く、「生理用品を持ち歩くのを忘れていた・なくなった」「衣服や椅子に経血がついた」が続いた。

次に、仕事中の生理における悩みを聞いたところ、「生理用品の不快感や交換の手間」が最も多く、「イライラや不安など精神的な不調」「経血漏れが周りに気づかれないか」「臭いが周りに漏れていないか」が続く結果に。

生理用品の不快感や交換の手間が最も多い悩みであり、適切なタイミングで生理用品を交換できないことが不快感の増大や経血漏れ、臭い漏れへの不安も引き起こしていることが分かった。

仕事における生理で経験があること・仕事中の生理における悩み

次に、仕事中(通勤中含む)に経血漏れを経験したことはあるか聞いたところ、約7割の女性が経血漏れを経験していることが明らかに。

また、生理期間の仕事において、工夫していることを聞いたところ、「漏れにくい生理用品を使う」が最も多く、「服装(色が薄いボトムスははかないなど)」「鎮痛薬を飲む」が続いた。

漏れにくい生理用品の使用や服装を工夫するという意見が上位にあがる結果に。職場での経血漏れは、女性にとって大きな悩みであり、生理用品などを工夫して対策している女性が多いことが分かった。

仕事中(通勤中含む)に経血漏れを経験したことはあるか・生理期間の仕事において、工夫していること

【調査概要】
調査期間:2024年10月7日~2024年10月8日
調査方法:PRIZMAによるインターネット調査
調査人数:1,006人
調査対象:調査回答時に働く20〜40代女性と回答したモニター
調査元:murmur
モニター提供元:PRIZMAリサーチ

<参考>murmur『「仕事と生理」に関する調査