Tekoma Energyは、国内太陽光発電分野での成長加速に向け、新たな投資家から5,000万米ドルの出資を確保したと発表した。Tekoma Energyは、発電所の計画から運営・保守管理までを一貫して行う太陽光発電特化型の独立系発電事業者(IPP)。
今回出資したのは、シンガポールを拠点とするテマセク傘下の国際投資会社ABC Impact。ABC Impactはアジアでのインパクト投資を専門としており、Tekoma Energyの主要スポンサーであるHSBCアセットマネジメントのエネルギー・トランジション・インフラストラクチャー(ETI)チームとともに、Tekoma Energyの事業成長を支援するという。
Tekoma Energyは、太陽光発電プロジェクトを通じ、日本の持続可能なクリーンエネルギーへの転換を促進するというミッションを掲げている。今後5年間で国内の太陽光発電所ポートフォリオを400MW超に拡大するとともに、コーポレートPPA(企業間電力購入契約)におけるパートナー企業との連携を強化していくとしている。