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BYD、沖縄県の「エコツーリズム」支援を強化 乗用EV「BYD DOLPHIN Long Range」をバンクレンタカーに導入

BYD Auto Japan(以下、BAJ)は、D&Dホールディングス(以下、D&Dの100%子会社で、事業者向けレンタカー業務を行うバンクレンタカーに、計130台の「BYD DOLPHIN Long Range」を導入したことを発表した。

BYD、沖縄県の「エコツーリズム」支援を強化

BYDは、2017年からEVバスで沖縄のエコツーリズム支援を開始。今回EVバスに続き、乗用EVでも世界遺産にも認定された「沖縄」の自然保護に貢献するとしている。

満充電で476km走行可能な「BYD DOLPHIN  Long Range」は、沖縄のレンタカー平均走行距離をカバーできるとのことだ。

なおD&Dは、以下の関連子会社のエバーグリーンモビリティとD&Dマネージメントの2社で、「BYD DOLPHIN Long Range」のレンタカーとしての運用を開始するという。

エバーグリーンモビリティでは、エイビスバジェット・レンタカー那覇空港店で2024年3月より試験的に10台のBYD DOLPHIN Long Rangeをレンタカーとして導入しており、今回の施策で100台の本格運用となる。

先行導入した「BYD DOLPHIN Long Range」は豊見城市と災害時の緊急電源として避難所などに提供する協定を結んでおり、追加する90台も同様に提供していく予定としている。

またD&Dマネージメントは、レンタカー部門にBYD DOLPHIN Long Rangeを配備、運用を開始。取り扱い店舗は、バジェット・レンタカー石垣空港店、バジェット・レンタカー宮古空港店などとなっている。

【左】導入式典の様子
【右】エイビスバジェット・レンタカー那覇空港店に導入された「BYD DOLPHIN Long Range」

BAJは、今回のレンタカーによるエコツーリズム支援やEVを体験できる機会を提供するだけではなく、ここで得られたEVへの良い印象をもって、積極的にBYD製の乗用EVが選ばれる環境作りも同時に進めていくとしている。

BAJは今年4月から、BYDの乗用EVを対象にした認定中古車制度の運用を開始。沖縄でのレンタカー利用が終了した車両については、同社の認定中古車として万全な点検・整備を行った上で、再び全国のBAJネットワークを通じて利用者に提供していくとのことだ。

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