三岐鉄道は、西日本旅客鉄道のICOCAシステムを三岐鉄道北勢線に導入すると発表した。
■サービス開始時期
2025年3月(予定)
■サービスを開始する路線
三岐鉄道北勢線(西桑名駅~阿下喜駅) ※三岐鉄道三岐線(近鉄富田駅~西藤原駅)には導入しない。
■提供するサービス
(1)ICOCA利用サービス(チャージによるSF利用)
乗車時と降車時に、チャージされたICOCAを各駅に設置するIC改札機にタッチすると、乗車区間の運賃が自動的に精算され、支払いできる。
※PiTaPa のポストペイ機能は利用不可。
(2)ICOCA定期券サービス
三岐鉄道北勢線の定期券ときっぷの機能をあわせ持ったカード。
定期券区間内では、乗車時と降車時に各駅に設置するIC改札機にタッチすれば利用できる。また、チャージしておくことで定期区間外への乗り越し運賃の精算も可能。さらに、北勢線のICOCA定期券と近畿日本鉄道等の鉄道定期券を1枚のICOCAで利用できる。
※三岐鉄道北勢線と近畿日本鉄道等の定期券は、各社それぞれで購入する必要がある。
■ICOCAの購入、払戻し、チャージについて
三岐鉄道北勢線の有人駅窓口(西桑名駅、星川駅、東員駅、楚原駅、阿下喜駅)で、ICOCAとICOCA定期券をデポジット500円を含めて発売するという。デポジットはICカードを払戻しする際に手数料無しで返金するとしている。
※SF残額や定期券の払い戻しには、別途払戻手数料が必要。
チャージは、三岐鉄道北勢線の有人駅窓口のほか、各駅に設置するICチャージ機、交通系ICカードの全国相互利用に対応した券売機やコンビニエンスストア等でも可能。