INDEX
■オール電化住宅居住者のうち、新築戸建て購入時にオール電化にした人は5割弱。「住んでいる一戸建ての設備を、オール電化に工事・リフォーム」は3割強
■オール電化住宅にした理由は、「安全」が居住者の5割強、「光熱費が節約できる」「電気・ガスの基本使用料を一本化できる」が各4割弱。満足度は、オール電化の新築戸建て・注文住宅購入者では「非常に満足している」、オール電化の賃貸マンション居住者では「あまり満足していない」がやや高い
マイボイスコムは、7回目となる「オール電化住宅」に関するインターネット調査を3月1日~5日に実施し、その結果を公表した。
■オール電化住宅の居住状況
オール電化住宅の居住者は15.3%で、地域別では中国・四国が3割を超え、北陸・九州も25%と比較的高い割合となっているという。
■オール電化住宅にしたタイミング
オール電化住宅にしたタイミングは、新築戸建て購入時が42.9%で最も多く、次いで住んでいる一戸建ての設備をオール電化に工事・リフォームするパターンが32.3%という結果に。特に高年代層では後者の方が多くなっているという。
■オール電化住宅にした理由
オール電化住宅にした理由(複数回答)は、「安全」が居住者の53.7%、「光熱費が節約できる」が37.9%、「電気・ガスの基本使用料を一本化できる」が36.7%、「IHクッキングヒーターを使いたかった」が22.2%、「エコキュートを使いたかった」が21.0%となった。
オール電化の「新築マンション」「中古戸建て」購入者、「賃貸マンション」居住者では、「購入した家・引っ越した家がたまたまオール電化だった」が最多。
「一戸建ての設備」を工事・リフォームした人では、「光熱費が節約できる」が高くなった。
■オール電化住宅の満足度
オール電化住宅居住者のうち、満足している人(「非常に満足している」「まあ満足している」の合計)は89.8%。
オール電化の「新築一戸建て・注文住宅」購入者では「非常に満足している」、オール電化の「賃貸マンション」居住者では「あまり満足していない」の比率がやや高くなっているとのことだ。
■オール電化住宅の居住意向
オール電化住宅の居住意向者は、「住みたいと思う」「まあ住みたいと思う」を合わせて2割強。中国・四国・九州では各4割弱と、他の層より高くなっているという。
非居住意向者(「住みたいと思わない」「あまり住みたいと思わない」の合計)は5割で、2018年以降微増傾向にあるとのことだ。
【調査概要】
調査対象:MyVoiceのアンケートモニター
調査方法:インターネット調査
調査時期:2024年3月1日~3月5日
回答者数:9,263名
<参考>
MyVoice『オール電化住宅に関するインターネット調査』