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三井住友海上火災保険は、会社勤めの20代~30代の社会人を対象に「挑戦に関する意識調査」を実施し、その結果を公表した。
■若手社会人の約6割が「上司・先輩が挑戦していないとモチベーションが下がる」と回答
社会人3年目以内の若手社会人を対象に、上司・先輩が挑戦していないとモチベーションが下がると思うか聞いたところ、「あてはまる」「ややあてはまる」のいずれかを回答した人は61.8%となった。
上司・先輩の挑戦する姿が、部下の仕事のモチベーションに大きな影響を与えることが明らかに。
■2人に1人の先輩社員が挑戦できておらず、6割の若手社員のモチベを下げている結果に
社会人4年目以降の先輩社会人を対象に、仕事の中での挑戦経験について質問したところ、52.3%が「挑戦したことがない」と回答。
挑戦している上司・先輩の姿が部下のモチベーションに関わることが明らかになったが、過半数の先輩社員は挑戦している姿を見せられていないことが判明した。
■「挑戦する上司」と働く若手社員は、約8割が成長を実感
次に、上司・先輩が挑戦する姿が、若手のモチベーションや成長実感にどのような影響を与えるのか調査を実施。
挑戦している上司・先輩のもとで働く人(※1)に、仕事を通じて成長できていると感じるか聞いたところ、79.5%の人が「仕事を通じて自分が成長できている」と回答。
一方で、挑戦していない上司・先輩のもとで働く人(※2)の回答は36.8%にとどまり、42.7%も差があることが明らかに。
上司・先輩が挑戦していることと若手の成長実感には強い結びつきがあり、部下の成長実感を高めるには上司・先輩が挑戦している姿を見せることが大切だと同社は考察している。
■若手社会人の約7割が「挑戦している上司・先輩のもとで働きたい」と回答
若手社会人に、挑戦している上司・先輩のもとで働きたいと思うか聞いたところ、67.0%が「あてはまる」「ややあてはまる」と回答。
また、「挑戦している上司・先輩はかっこいいと思うか」という質問にも、69.3%が「あてはまる」「ややあてはまる」と回答した。
挑戦する上司・先輩が若手社会人にとっての理想の上司・先輩像の一つになっていることが明らかに。
【調査概要】
調査目的:挑戦と仕事上の気持ちの変化の関係について明らかにする
調査期間:2024年3月7日~3月11日
調査方法:インターネット調査
調査対象:22~34歳の会社員800名。日本在住で、一般企業の正社員として勤務するもの
(若手社会人:社会人3年目以内の会社員400名、先輩社会人:4年目以降の会社員400名)
(※1)社会人3年目以内の会社員の中で「上司・先輩が挑戦していると思うか」という質問に対して「あてはまる」「ややあてはまる」と回答した人
(※2)※1と同様の質問に対して「あまりあてはまらない」「あてはまらない」と回答した人
<参考>三井住友海上火災保険『挑戦に関する意識調査』