マイナビが運営するアルバイト情報サイト「マイナビバイト」は、「座ってイイッス PROJECT」を開始した。
「座ってイイッス PROJECT」は、多くの従業員にとって隠れた悩みの種になっているアルバイト中の「立ちっぱなし」問題の解決を目指し、座れるアルバイトを増やすことによって、従業員・雇用主双方にとっての快適なアルバイト環境を整備していく取り組み。
同プロジェクトの始動にあたり、アルバイト中の使いやすさを重視してデザインした「マイナビバイトチェア」を独自に開発。プロジェクトに賛同した企業に一部無償配布し、先行して試験的に導入されてるという。
なお、今回の試験導入ではイス設置による働き手の身体的・心理的問題の調査を行い、導入企業にフィードバックを実施。その後は「マイナビバイト」と導入企業で改善策を共に検討することで、業務中に座れる選択肢を持つ企業を増やしていきたいとのことだ。
また、「パート・アルバイトの接客中の立ち仕事に関する調査」も実施。
実態調査によると、座っての接客が許されているアルバイトは23.3%にとどまり、アルバイトの32.2%がネガティブな方面に「業務に影響が出ている」と回答。
一方で、雇用主がイスに座って接客をしても「いいと思っている」割合は73.3%にのぼり、さらに自身がお客さんの場合、イスに座って接客をされることについて8割近くが「気にならない、問題はない」と回答するなど、座っての接客を受け入れる人が多いこともわかったとしている。
ほかにも、プロジェクトのテーマを発信するためのプロジェクト動画「ふつうだよ篇」を制作。「座ってイイッス PROJECT」の作り出す新しい未来の始まりを描いているという。
「マイナビバイト」は、アルバイトの立ちっぱなし問題解決に向け、座れるアルバイト環境の普及・定着を推進していくとのことだ。
【調査概要】
調査期間:2024年3月11日~3月14日
調査方法:ネットリサーチ
調査対象:有効回答数:600サンプル(うち、立ち仕事のパート・アルバイト雇用主:300サンプル、立ち仕事のパート・アルバイト:男女各150サンプル)
調査機関:ネオマーケティング
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合あり。