SRSホールディングスとレボインターナショナルは、廃食用油の再資源化による循環型社会の実現に向け、4月1日より、新たにSRS グループの 365 店舗で排出される廃食用油のバイオ燃料化を開始すると発表した。

SRSホールディングスとレボインターナショナル、廃食用油のバイオ燃料化を開始

SRSグループでは、従前より一部の店舗で使用した廃食用油をバイオ燃料原料として提供いたしていたが、今回新たに365店舗で使用した廃食用油(年間約48万リットル)をバイオ燃料原料として提供するという。

提供した廃食用油はレボインターナショナルによってバイオ燃料化され、年間のCO2削減量は約1,250トンになるとのことだ。なお、今回の提供店舗の追加により、SRSグループでは376店舗でバイオ燃料化の為の廃食用油を提供することになる。

廃食用油は近年バイオ燃料原料として需要が高まっているが、その多くは海外に輸出されている。ライフサイクルアセスメントの観点において、国内でのバイオ燃料化による資源循環が重要であり、レボインターナショナルが廃食用油の引取からバイオ燃料化までを一貫して行うという。

SRSグループでは、従前より、廃食用油をリサイクルし、ハンドソープとして和食さと各店舗に設置するなど、廃食用油の再利用に取り組んできた。

今後は廃食用油をバイオ燃料化することにより、店舗のみならずマクロな視点での持続可能な社会の実現に取り組んでいくとしている。

■追加実施業態について

SRSグループ:計365店舗
和食さと:197店舗
活魚廻転寿司 にぎり長次郎:61店舗
天丼・天ぷら本舗 さん天:33店舗
得得・とくとく:他 24店舗
宮本むなし:23店舗
家族亭:他20店舗
宅配にぎり長次郎:他6店舗
サトマルシェ:1店舗