NECネクサソリューションズは、YE DIGITALが提供する「スマートバス停」が京都バスに導入され、京都市内2カ所のバス停で運用を開始したと発表した。

「スマートバス停」とは、従来、紙でバス停に掲示していた時刻表や路線図などをクラウドから一括配信し、デジタルサイネージや電子ペーパー等に表示できるようスマート化したサービス。

今回、京都バスでは、「バスナビゲーションシステム」の情報(到着予測時刻、遅延情報などの運行や混雑状況)を「多目的情報配信サービス」から「スマートバス停」にリアルタイムに配信することで、バス停から直接確認が可能になるという。

これにより、これまでスマートフォンでの情報取得が難しかった人々も、手軽にバスの接近情報や混雑状況を確認できるようになる。

今回スマート化したバス停は、共に観光地を結ぶ要所として広く認識され、地域住民や観光客に多く利用されているとのことだ。

■表示について

●バス接近情報と混雑状況(NECネクサソリューションズのバスナビゲーションシステム活用)
●時刻表(PDF画像表示)
●路線図表示
●多言語対応の案内表示

■対象のバス停

●四条河原町バス停(四条通東行のりば)京都市下京区御旅町40番地先
●大原バス停 京都市左京区大原来迎院町84番地