KDDIは、KDDI版ジョブ型人事制度の取り組みの一環として人財の成長を加速させるため、KDDI従業員に対する定期昇給・月例賃金改善1.4万円・一時金12万円支給を通じて、平均6%の賃上げを実施すると発表した。
また、2024年4月から、新卒入社社員の初任給について1万円のベースアップを行い28万円とするという。さらに、スキルに応じたきめ細かい報酬設定を行い、専門性が高いと判断された人財の初任給は最大34万円となるとのことだ。
なお、今回のスキル要件の追加は、大学での豊富な研究経験やKDDIが定める専門領域定義書に従った資格を有する専門性の高い人財を継続的に確保することが狙いだという。
同社は今後も、競争力のある処遇やKDDI版ジョブ型人事制度の深化により個々のスキルアップ・成長に最大限報いていく環境を整備するなど、より高度な要件を満たす人財への投資を積極的に行うことで、持続的な企業価値向上を目指すとのことだ。