WILLERとティアフォー、鳥取市で自動運転バス実証実験　2月15日～25日　一般試乗会も実施　

WILLERとティアフォーは、鳥取市、日ノ丸自動車、日本交通と連携し、鳥取市中心部において、自動運転サービス導入を見据えた実証実験を2月15日から25日まで実施すると発表した。

実験では、一般向けの試乗会も実施される。予約は特設サイトにて受け付けている。

鳥取市は、持続性の高いサービスを構築する手段のひとつとして、公共交通の自動運転化を目指しており、2021年度には、鳥取砂丘周辺にて観光における自動運転サービスの構築に向けた実証を実施している。

今回の実証実験では、年間30万人が利用している100円循環バス「くる梨」（コミュニティバス）の自動運転化に向けた検証を行うという。「くる梨」の緑コースの一部である約4.6kmのルートを運行し、地域住民の社会受容性を高めるとともに、持続可能な運行に向けたビジネスモデルを検討するとのことだ。

また将来的には、鳥取駅バスターミナルを起終点に、生活に必要な施設だけでなく観光地も含む路線を自動運転化し、利用者が進んで自動運転による公共交通を利用して周辺地域を回遊することで、地域経済の活性化を目指すとしている。

WILLERは、事業全体の推進・管理を担い、社会受容性醸成と社会課題の解決に注力し、ティアフォーは、自動運転システムの技術、ノウハウを活用した自動運転車両を提供し、特に自動運転走行技術実証に注力するという。

■自動運転バス一般試乗会予約について

日程：
2月15日～18日、21日～25日（計9日間）
※予備日：2月26日～29日

運行ルート：
100円循環バス「くる梨」の緑コースの一部約4.6㎞（鳥取バスターミナル～若桜街道～裁判所前～鳥取城跡周辺～鳥取県庁～若桜街道～鳥取バスターミナル）

車両：
ティアフォー製Minibus

乗車定員：
25名（実証では試乗者11名と運行関係者で運行）

一般試乗会予約：
特設サイトより