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ナイルが運営する恋愛・婚活メディア「出会いコンパス」は、2023年に交際を開始した20~40代の男女505人を対象に、コロナ禍前後でのマッチングアプリにおける出会いに関するアンケート調査を実施し、その結果を公表した。
■約2人に1人がオンライン上での出会いをきっかけに交際、1位は「マッチングアプリ」
2023年に交際を開始した505人に、現在の恋人との出会いのきっかけを尋ねると、最も多いのは「マッチングアプリ」で22.8%、次いで「職場・学校」が19.8%、「X」が15.4%という結果に。
マッチングアプリやSNSがきっかけとなった人が全体の53.1%と、約2人に1人がオンライン上での出会いをきっかけに交際を始めていることが分かった。
また、2022年の調査結果と比較すると、「マッチングアプリ」が「職場・学校」を上回り、恋人と出会ったきっかけ1位に選ばれた。
■交際開始時期は春が40.4%で最多
2023年に交際を開始した505人に、交際開始時期を聞いてみると、「3月」が15.6%で最多、次いで「4月」が14.7%、「5月」が10.1%となり、約4割が3月から5月にかけての春の季節に交際を始めていることが分かった。
■コロナ5類移行後、デート回数「増えた」57.2%
新型コロナウイルス感染症が5類に引き下げられる前後のデート回数の変化を調査したところ、全体の約6割がデート回数が増えたと回答。
新型コロナウイルス感染症が5類に移行され、外出自粛などの行動制限が緩和し、相手と対面でコミュニケーションを取る機会が増えたことが要因であると同社は考察している。
■今年マッチングアプリで恋人ができた人の48.7%が、2023年に利用開始している
マッチングアプリがきっかけで交際している人に、いつからアプリを利用し始めたか聞いたところ、「2023年1月~4月」が27.8%で最も多く、次いで「2023年5月~12月」が20.9%、「2022年」が20.9%、「2021年」が13.0%という結果に。
61.7%は、新型コロナウイルス感染症が5類に引き下げられる以前にマッチングアプリに登録していることから、外出自粛や集会制限で出会いのきっかけが減った時期に、恋人を作る方法としてマッチングアプリが選ばれていたことが分かった。
また、マッチングアプリで恋人ができた人の48.7%は、2023年以降に利用を開始したと回答しており、短期間のうちに相手と出会い、その後交際に発展していることも明らかになった。
■マッチングアプリ利用者の82.6%が、交際相手以外に複数人と対面している
次に、マッチングアプリで現在の恋人と交際する前に、アプリを通じて対面した人数を調査した結果、最も多いのは「2人~4人」で33.9%、次いで「5人~10人」が28.7%、「現在の交際相手のみ」が17.4%という結果だった。
交際相手以外に複数人と対面した人が82.6%と圧倒的に多く、理想の相手と出会うため複数人とデートをしていたことが分かった。
■マッチングアプリで知り合った相手との対面回数は、5類引き下げ以降「増えた」が57.9%
5類移行前後で、アプリを通じた相手と会う回数の変化について聞いたところ、全体の57.9%が、相手と対面する回数が増えたと回答した。
行動の制限があったり、オンライン疲れを感じたりする中、様々な制限が緩和されたことで、自由に相手との出会いを楽しむことが可能になったことが伺える結果になった。
【調査概要】
調査対象:2023年に交際を開始した20代~40代の男女506人
調査機関:ジャストシステム
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年12月5日~2023年12月11日
有効回答数:505人
性別
男性:248人
女性:258人
年齢
20~29歳:272人
30~39歳:146人
40~49歳:88人
※同アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合がある。
<参考>出会いコンパス『【2023年に交際した男女505人の恋愛事情】恋人と出会ったきっかけ1位は「マッチングアプリ」、「職場・学校」を上回る結果に(出会いコンパス)』