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北海道上川町のまちづくり会社であるEarth Friends Campは、同市街中心部にある元薬局の空きビルを、「まちを照らし、つなげる灯台」をコンセプトにした泊まれる複合施設「ANSHINDO(アンシンドウ)」に改装し、2024年の夏に開業すると発表した。
同社は、市街中心部に“暮らしと観光をつなぎ、来訪者の目的地となるような新たな拠点施設”を整備し、市街地の活性化を図ることを目的としたANSHINDOプロジェクトをスタート。
今回、ショップ・飲食店・宿泊施設・ワークスペースの4つの機能が集まった複合施設へと整備することで、レジャーとしての観光だけでなく「生活観光」という地域の暮らしや日常を体験できる滞在やワーケーション、企業研修など、仕事と合わせた滞在ができることが特徴だという。
なお、今回の改装資金を集めるために、クラウドファンディングにも挑戦中であるとし、目標金額は300万円。期間は11月30日の23時59分までとなっている。今後はプロジェクト達成に向けたオンライン配信なども予定されているととのことだ。
【施設概要】
■1階 ショップ&カフェバー
地酒や地域の食材を提供するカフェバーと、地域住民も気軽に立ち寄ることのできるショップ(古本を中心とした雑貨等)を整備。まちづくりに関するイベントやワークショップの開催、地域内での開業を目指す人のチャレンジショップとしての活用も予定。
■2階 マイクロホテル
まちの日常に溶け込み、暮らすように滞在ができる小さな宿に整備。全4部屋、最大収容人数10名を予定しており、宿泊者は3階のシェアオフィスも利用可能。1階のカフェバーやショップのスタッフ、そこに訪れる地域住民との交流を通して、観光ガイドブックには載っていないローカルならではの滞在体験を提供するという。
■3階 シェアオフィス
企業会員や個人会員だけでなく、宿泊者も自由に使えるフリーアドレスのコワーキングルームと貸事務所やミーティングルームとして使える個室を2室完備。ワーケーションや企業研修、ローカルでのスタートアップ支援の拠点としても活用するとしている。