SUBARUは、「SUBARU BELL 412EPX」を奈良県ならびに宮崎県から受注したことを公表した。

SUBARU BELL 412EPX

同機は、消防防災ヘリコプターとして消火・救助・救急及び情報収集活動に用いられる見込みであり、2025年に納入を予定。同機の受注により、国内民間市場におけるSUBARU BELL 412EPXの受注機数は累計9機となったとのことだ。

また、同機は奈良県・宮崎県が現在所有するBELL 412EPと共通性があることから、既存リソースの活用等により、スムーズな導入・移行が可能。

加えて、出力向上により運用範囲が拡大したことや積載可能重量の増加等の性能改良によって、さらなる輸送能力と運航効率の向上を提供するという。

同社は今後も、機体の製造・販売のみならず、部品供給や定期整備等を通じて、ヘリコプターの安全・安心な運航をサポートしていくとしている。