富澤商店は、事業拡大に伴い、2024年1月1日に「京王多摩境駅前ビル」へ本社機能と倉庫・物流機能を移転すると発表した。
同移転により、本社機能およびこれまで関東近郊に点在していた倉庫・物流拠点を一か所に集約するほか、新たな事業変革を3つ実施し、サービスの向上を目指すとのことだ。
移転先の「京王多摩境駅前ビル」は、京王相模原線多摩境駅前にて開発が進められている、2023年冬に開業予定の複合施設。
地上5階建てで、2~4階が物流センター、5階が本社オフィスとなるという。物流センターは現在の約2.5倍の規模に拡張され、新本社オフィスは現本社の約4倍の床面積となるとのことだ。
事業変革の一つとして、新本社に撮影専用のキッチンスタジオを設立し、コンテンツ制作数を従来の10倍に拡大。
また、物流のDX化を進め、2階~4階の倉庫・物流センターに関しては、新たに開発した富澤商店独自の販売管理システムを導入するほか、包材・ラッピングカテゴリの品揃えを大幅に強化するとのことだ。
さらに、京王電鉄との連携を強化し、倉庫内業務および拠点間配送業務の一部を京王運輸に委託する予定だとしている。
■新本社および倉庫・物流拠点 概要
新住所:
本社オフィス 〒東京都町田市小山ヶ丘3‐22‐9 5階
倉庫・物流拠点 〒東京都町田市小山ヶ丘3‐22‐9 2階~4階
交通アクセス:京王電鉄 京王相模原線 京王多摩境駅 徒歩1分
敷地面積:約6,800㎡
延床面積:5階本社オフィス 約1300㎡(EVホール共有部除く)
構造規模:鉄骨造、地上5階建て