INDEX
会員数75万人の婚活情報サイト「オミカレ」を運営するオミカレは、全国の婚活者を対象に「結婚とお金」に関する意識調査を実施し、その結果を公表した。
■結婚の条件で「相手の収入が気になる」人は8割以上
同調査で、結婚相手の収入は気になるか聞いたところ、全体で「気になる」の回答が81.6%と、「気にならない」の回答を大きく上回る結果となった。
また、男女別でみると、「気になる」と回答した男性は56.5%、女性は94.7%と女性の方が相手の収入を気にしていることがわかった。
■結婚にあたり「必要だと思う自分の最低収入」は、男性が「400~500万円」、女性が「300~400万円」
結婚をするにあたり必要な自身の最低年収を聞くと、男性で多い回答は「400~500万円」、女性の場合は「300~400万円」という結果に。
国税庁の「令和3年分民間給与実態統計調査」によると、日本の平均年収は443万円のため、多くの男性の回答と同じ程度ということがわかる。
■男性に希望する年収、女性の半数以上が500~600万円
続いて、結婚にあたり相手に希望する年収について聞くと、男性で多い回答は「300~400万円」となり、一方で女性の半数以上は「500~600万円」と回答。
また、男性の最も多い回答は「いくらでもよい」であるが、女性で「いくらでもよい」と回答した人は4.2%にとどまる結果に。この結果から、結婚にあたり相手の収入額が気になるのは主に女性で、男性は収入額をあまり気にしていない傾向があることが明らかになった。
結婚を考えた際の、自身と相手の収入差について聞くと、男性の最も多い回答は「全く気にならない」で61.1%だった。一方、女性の場合は「自分より高収入の相手がいい」が最も多く、87.7%という結果に。
相手の収入が理想よりも大幅に低かったとしても、人柄や外見など他の部分で結婚対象となるか聞いてみると、男性では「なる」と回答した人は89.5%。一方で女性は、「なる」と回答した人と「ならない」と回答した人がほぼ半数だが、「ならない」が54.6%と若干多い結果となった。
■物価上昇に伴う収入に対する考え方が変わった人は約3割
最近の物価上昇や円安などによって、結婚に対する相手や自分の収入についての考え方に変化があったか聞くと、31.9%の人が「変化があった」と回答。
■相手の収入を知るタイミング、女性は「出会いの場」、男性は「結婚を意識してから」が最多
相手の収入を知るタイミングについて聞くと、女性は「出会いの場」が最も多く、「知らなくてもよい」は最も少ないという結果に。一方で男性は、最も多い回答が「結婚を意識してから」で、最も少ない回答は「出会いの場」となり、男女で差が出る結果となった。
【調査概要】
調査期間: 9月1日~11日
調査対象:全国の「オミカレ」会員の婚活者
回答数:1,752人
調査機関:自社調査
調査方法:webアンケート
<参考>
オミカレ「【結婚とお金】物価上昇で婚活男女に危機?「男性の年収は●●万円以上欲しい(52%)」(オミカレ婚活実態調査)」