カメラマンやパーソナルトレーナーなどプロに仕事を依頼できるプロ探しサイトの「Zehitomo(ゼヒトモ)」を運営するZehitomoは、仕事を依頼したい方とプロ、双方の満足度向上のため、AIを活用した新サービス「スピードマッチ」を2019年2月13日にリリースした。
Zehitomoは、仕事を依頼したいユーザーと、カメラマン、ヨガの先生、リフォーム業者など様々な「プロ」が見つかるマッチングプラットフォームだ。
「スピードマッチ」は、Zehitomoが依頼主から新規の提案依頼を受けた際に、AIがZehitomo内のデータベースの中から依頼内容(地域や納期、予算や頻度など)に合うプロを判断し、依頼主に最適な提案を送るサービスだ。
同社はこれまで、プロが自分で案件内容を確認して手動で提案を送るという、丁寧ではありながら時間がかかる形式を採用していた。
この形式でも依頼者のニーズにあったマッチングは可能だったが、急ぎの依頼に対して提案がなかなか集まらなかったり、忙しいプロは提案を送る時間を確保できなかったりといった問題があった。
その問題を解決するため、「スピードマッチ」を開発。依頼者側の「せっかくぴったりなプロが近くにいるのに、すぐに紹介されない」という問題と、プロ側の「この依頼に提案を送信したいのにできない」という問題の両方を解決する。
新サービス「スピードマッチ」の特徴
「スピードマッチ」の特徴は以下のとおりだ。
- 頼みたい時に、頼みたい仕事を、予算にあわせて依頼することが可能
依頼を入力すると、AIがすぐに最適なプロを選び出してマッチング。頼みたい時に頼みたい仕事を、予算にあわせて依頼することが可能。 - プロも無料でZehitomoが利用可能
プロにとっては、成約をしてもZehitomoへ仲介手数料などの支払いは不要。完全に無料で新規顧客を獲得できる営業ツールとして利用できる。 - より多くのクライアントに営業をかけたいプロ向けのプランも用意
より多くのクライアントに営業をかけたい場合は、事前に有料のポイントを購入しておくことで優先的にマッチングが発生し、常に営業活動が行われている状態を維持することができる。 - 対象となる仕事の種類は100種以上
スピードマッチは、現在(2019年1月)、100以上の職種で利用可能。無料の機能であるため、設定さえすれば自動的にマッチングが発生する。
「海外のローカルサービス市場でもオンライン化が遅いという課題を抱えているが、日本ももっとローカルサービス市場が盛り上がると、UターンやIターン、地方移住がしやすくなる。
ローカルサービスのオンライン化を加速しながらプロの悩みを解決するために、今回の開発に至った。『スピードマッチ』で問題解決に繋げたい」と ZehitomoのCEO、ジョーダン・フィッシャーは述べている。
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