ギャップジャパンは、サステナブルなモノ作り「Gap for Good」の取り組みを公式オンラインストアで公開したと発表した。
この取り組みは、環境に配慮した素材調達と商品開発を進め、人々や地球に良い影響をもたらすことを目指しているとのことだ。
ギャップは、アパレル商品の製造時に大量の水が使用されることを考慮し、工場とデニム洗浄で水の利用効率を促進するための取り組みを行っている。具体的には、デニム洗浄で使われるすべての水が安全な状態で工場から排出されるように、特殊な処理方法で水質監視プログラムを強化しているという。
また、製品染めと仕上げ加工の使用水量を従来の方法と比較して少なくとも20%削減する独自の洗浄技術「Washwell™」プログラムを導入し、水への影響を減らしているとのことだ。
同プログラムは、2016年のギャップブランドによる立ち上げ以降、Athleta、Old Navy、Banana Republicでも採用されており、2025年までに100%の採用を目指しているという。
さらに、ギャップは、有害な化学合成繊維や化学肥料を使わずに育てた地球に優しいオーガニックコットンの使用や、リサイクルポリエステルやナイロン等のサステナブル素材を使用することで環境への負担を減らすことを目指している。
2030年までに、環境再生型コットン、オーガニックコットン、オーガニック認証への移行期間中にあるコットン・イン・コンバージョン、リサイクルコットン、U.S.コットン・トラスト・プロトコル・コットンとリサイクルポリエステルの使用率を100%にする目標を立てているとのことだ。