東急不動産が、都市型賃貸レジデンス「COMFORIA(コンフォリア)」シリーズで初となる木造+RC混構造建築の「(仮称)コンフォリア芝浦四丁目」を着工したことを発表した。
同物件はJR山手線・京浜東北線「田町駅」から徒歩8分に位置し、新芝南運河沿いに面した都市型賃貸レジデンス。
特徴としてサステナブルな素材である木材をRC構造の中に組み込んだ木造ハイブリッド構造建築となっており、木造部分の地震時の水平力をRCに負担させる事で、木造耐震壁のない自由なプランニングや開放的な空間構成が可能となっているという。
循環型資材である木を使用することで、建設時のCO2排出量を軽減するとともに、「COMFORIA(コンフォリア)」シリーズでは初となる「床チャンバー空調システム」の導入により建物の消費エネルギー削減に寄与したサステナブルな住宅を目指し、ZEH-M Orientedや低炭素建築物認定等を取得していくとのことだ。
また、同物件はエリア特性に鑑みて、ファミリー層をターゲットとし、広めの間取りも多く用意。
木造・木質化された居住空間を通じて環境配慮への意識醸成も期待できる、子育て・教育環境に寄り添った環境配慮発信型物件となっているという。
同社は、中期経営計画で掲げた「環境を起点とした事業機会の拡大」をより加速させていくため、脱炭素社会の実現に向けた具体取組みを推進しており、2025年度以降に着工する都市型賃貸レジデンス「COMFORIA(コンフォリア)」全棟でZEH取得率100%を掲げているという。
今後も多種多様な環境取組みを物件へ反映させていき、利用者へ環境貢献価値を提供していくとのことだ。
■物件概要
名称:(仮称)コンフォリア芝浦四丁目
所在地:東京都港区芝浦四丁目1番-10、1番-74
交通:JR山手線京浜東北線「田町」駅徒歩8分
敷地面積:964.19㎡
延床面積:4,995.00㎡
総戸数:63戸、店舗1区画
規模構造:鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造 一部木造/地上9階建
竣工/入居:2024年10月下旬(予定)