ジャストシステムが運営する「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」は2019年2月7日、同サイトが毎月1回実施している全国の17歳から69歳の男女1,100名を対象にした『動画&動画広告月次定点調査』について、2018年1月から12月までの調査データをまとめて分析し直し、『動画&動画広告月次定点調査~2018年総集編 【トレンド版】』として発表した。

それによると、月額制動画配信サービスの利用率は「Amazon」がトップだった。結果の一部を以下にて紹介する。

増加する月額制動画配信サービスの利用率。利用トップは「Amazon」

まず、月額制動画配信サービスの利用率は、前年度調査の16.5%から、2018年11月度調査の20.2%へと増加した。

2018年11月度調査における月額制動画配信サービスの利用率を年代別に見てみると、10代は21.0%、20代は30.5%、30代は22.0%、40代は21.5%、50代は16.5%、60代は10.0%と、20代の利用率が他の年代よりも高いことがわかった。

次に、2018年9月度調査で、もっとも多くの人が「利用中」と回答した月額制動画配信サービスは、「Amazonプライム・ビデオ」の56.9%だった、2017年12月度調査の56.9%と比べると、利用率は横ばいだった。

一方、2番目に多かったサービスは「Netflix」で、17.7%(2017年12月度調査)から23.4%(2018年9月度調査)と、利用率は増加した。

各プラットフォームで表示される「動画広告」について聞いたところ、「不快感を持つことはない、ほとんどない」と答えた人の割合がもっとも高かったのは「MixChannel」の55.0%、次いで「その他のSNS」の40.0%、「ニコニコ動画」の38.0%だった。

逆に「不快感を抱くことが多い」「不快感を抱くことがある」の合計がもっとも多かったのは、「インターネットのWebサイト」の80.4%、「その他のスマートフォンアプリ」の77.6%、「YouTube」の76.2%だった。

そして、2018年11月度調査で、動画広告を見かけたプラットフォームの中で、「最も購買の参考にした」と一番多くの人から挙がったのは「YouTube」の36.5%、次いで「LINE」の5.9%、「インターネットのWebサイト」の5.7%だった。

<参照元>
「月額制動画配信サービスの利用率は「Amazon」が首位。「Netflix」が2位」
ジャストシステム