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カラダノートは、同社のメルマガ会員を対象に「家事育児の分担状況に関するアンケート」を実施し、結果を公表した。
■9割以上のママが「ワンオペをしている」と回答
「日々の家事育児の状況をワンオペだと思うか?」とたずねたところ、29%が「常にワンオペである」、45%が「たいていワンオペである」、20%が「ときどきワンオペである」、6%が「ワンオペと思わない」と回答した。
「ワンオペと思わない」と回答した6%の人を除いた94%のママは、「日々の家事育児をワンオペ状態」と回答。また、29%の「常にワンオペである」と45%の「たいていワンオペである」を合わせた74%のママは、ワンオペの常態化が懸念される結果となった。
■パパの家事育児シェア率が3割を超えると、ワンオペの常態化が防げる
家事育児シェア率ごとにおけるママのワンオペ意識を調べたところ、パパの家事育児シェア率が2割以下の世帯は、「常にワンオペである」と回答があったものの、パパの家事育児シェア率が3割以上の世帯は、「常にワンオペである」の回答がゼロという結果に。
この結果から、パパが3割以上の家事育児を担うことがワンオペの常態化改善に繋がると同社は考察。
次に、パパの家事育児シェア率が3割以上の世帯のうち64%は、「夫・パートナーが家事育児をするように何かしら工夫した」と回答しており、自由記述からは、話し合いを重ね協力体制を整えていった背景が伺えたとのことだ。
【自由記述の回答(一部抜粋し編集)】
●「自分がどのくらい家事育児をして大変なのかを何度か訴えた。」(30代・専業主婦)
●「同棲初期から家事は出来る人がしよう、と話していた。料理を作らない人が皿洗いするなど細かい事を決めていました。育児は産まれた時からオムツ変えなどをさせたので最初が肝心なのかな?と思ってます。」(30代・ワーママ)
●「産まれる前に一緒に家事をすることは当たり前の事だと確認した。」(40代・ワーママ)
■家事育児の負担が軽減した場合、2人目以降を希望する気持ちに変化は?
家事育児に関する問題が解消した場合、2人目以降を希望する気持ちに変化があるかたずねたところ、「意向がとても高まる(41%)」と「意向が高まる(25%)」を合わせた66%のママが2人目以降を希望する気持ちが高まると回答。
この結果を通じて同社は、夫婦間の家事育児のシェア率を高めることが2人目以降の子どもを望む気持ちの後押しになると捉え、今後もウェルビーイングな家族の暮らしの実現を目指し事業推進していくとのことだ。
【調査概要】
調査名称:家事育児の分担状況に関するアンケート
調査期間:2023年5月20日〜5月26日
調査母数:157名
調査方法:インターネット調査
<参考>
カラダノート『家事育児の分担状況に関するアンケート』