DMM.comが運営する月額会員制コミュニティサービス「DMMオンラインサロン」では、20代~40代の男女600名を対象として、「“意識高い系”に関する調査」を実施した。

この調査では、はじめに意識が高い人とそうでない人のボーダーラインを探ったうえで、そのボーダーラインにのっとって、仕事や恋愛の状況を聞いている。主な調査結果は、以下のとおりとなった。

  • 意識高い系は、「意識が高いと思う行動回数」を全て上回る”意識高すぎ”さんと、1項目以上下回る”意識ちょい高”さんに分類できる。
  • ”意識ちょい高”さんは、既婚率が最も高く交際人数も多い。自分の意識が高いと思っていない”意識人並み”さんと比較すると、「既婚率+約8%」、「交際人数+約6人」と恋愛の数値が高い。
  • 出世率・年収も”意識ちょい高”さんがもっとも高い。意識人並み”さんと比較すると、”意識ちょい高”さんの平均年収は約100万円高い。
  • 2019年は2人に1人が”意識高く過ごしたい”と考えている

※調査概要
・調査方法 :インターネット調査
・地域 :全国
・調査対象 :20~40代 男女男性300人/女性300人(有効回答数)
・調査時期 :2018年12月~2019年1月

意識が高い人とそうでない人のボーダーライン

意識が高い人とそうでない人のボーダーラインを探るため、上記表の項目について「どのぐらいの頻度行っていると意識が高いか」アンケートを行った。その結果、まとまった調査結果が上記表のとおり。

たとえば「スポーツジムに月7回以上通っている」「美容サロンに月2回以上通っている」などの項目を満たしていれば、「意識高い系」と認識されていることがわかった。

「意識高い系」はさらに”意識高すぎ”さんと、”意識ちょい高”さんに分類できる

この調査では、まず自分自身の意識が高いと思っている対象者を「意識高い系」と定義。その上で「意識高い系」の中でも、上記表の行動頻度の条件を全て満たしている”意識高すぎ”さんと、1項目でも割っている”意識ちょい高”さんがいることがわかった。

そのほか、自分の意識が高いと思っていない対象者を、この調査では”意識人並み”さんと定義している。

“意識ちょい高”さんは既婚率が高く交際人数が多い

「今までの交際人数」と既婚か否かを聞いたところ、既婚率は”意識高すぎ”さん、”意識ちょい高”さんが同率で”意識人並み”さんより高かった一方、交際人数は”意識ちょい高”さんが最も多く2位の”意識高すぎ”さんと比較しても2.8%上回る結果となった。

また”意識人並み”さんと”意識ちょい高”さんを比較すると、”意識ちょい高”さんが既婚率+8%、交際人数は+6人と大きな差があることがわかった。

出世率・年収の高さは”意識ちょい高”さんが一位

勤め先の立場が一般職・管理職の対象者に絞って聞いたところ、”意識高すぎ”さんの管理職率は18%、”意識ちょい高”さんは20.4%、”意識人並み”さんが15%という結果となり、”意識ちょい高”さんが最も出世していた。

平均年収を比較すると、”意識高すぎ”さんが平均468.2万、”意識ちょい高”さんが平均478万、”意識人並み”さんが平均378.5万となり、”意識ちょい高”さんが最も高かった。また一番平均年収が高い”意識ちょい高”さんと、最も低い”意識人並み”さんを比較したところ、その平均年収の差は約100万円だった。

2019年、2人に1人は「意識高く過ごしたい」と回答

自分で意識が高いと思っていない”意識人並み”さんに「2019年は2018年より意識高く過ごしたいと思うか」聞いたところ、全体の50.5%が「意識高く過ごしたい」と回答した。

現在は自分が”意識が高い”と思っていない”意識人並み”さんでも、2人に1人が2019年は”意識高すぎ”さんや”意識ちょい高”さんのように過ごしたいと思っていることがわかった。

img:PR TIMES