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ニトリ、6月末までに店舗・物流拠点勤務者を含む社員約4,000人に向け、iPhoneを貸与 社員同士のコミュニケーションの円滑化へ

ニトリホールディングスは、社員の自己成長や多様な働き方の推進を目的として、2023年6月末までに店舗・物流拠点勤務者を含むニトリホールディングス、ニトリ、ホームロジスティクス、ホームカーゴ、ニトリデジタルベース所属の社員約4,000人に向け、iPhoneを貸与することを決定したと発表した。

ニトリ、6月末までに店舗・物流拠点勤務者を含む社員約4,000人に向け、iPhoneを貸与 社員同士のコミュニケーションの円滑化へ

ニトリグループでは、社員が会社の方針・方向性を理解して自身のキャリアプランに役立てられるよう、すきま時間で閲覧できる社内向けポータルサイトでの情報発信や、教育コンテンツのオンライン化に注力してきたという。

既に個人用のiPhoneを貸与されていた本部勤務の社員にとっては、これらの情報を受け取りやすい環境となっていたのに対し、店舗や物流拠点勤務の現場社員などにおいては、拠点にあるパソコンなど限られた環境下でしか会社の情報に触れられない状態であり、現場社員からの「もっと学びたい」「もっと繋がりたい」という声は強まる一方であったとのことだ。

その期待に応えるとともに、研修や会議、コミュニケーションにおいてオンライン化が加速している昨今の動向を踏まえ、今回新たに現場社員に対しても、個人用iPhoneの貸与を決定。

この取り組みによって、さまざまな教育コンテンツへのアクセス性の向上、社員同士のコミュニケーションの円滑化を進めるとともに、労働人口の減少やグローバル化という時流のなかでの“多様な働き方の推進”にも繋げていくという。

具体的には、2024年3月期の社員教育におけるWEB研修の割合を増やし、自宅受講など学び方の選択肢を広げることで、約160回にわたる研修の機会を累計で約12,000名の受講者へ提供していくとのことだ。

さらには、約2,500にも上る教育動画コンテンツの提供や、社員同士がオンライン上でコミュニティを形成して研修での学びを深める仕組みの構築など、新たな教育機会の提供も予定。

このようにして時間や場所を問わずに「学びが手の中にある」状態を実現することで、社員一人ひとりが幅広い業務領域のなかで生きがいややりがいをもって“ワクワクして働ける”組織づくりをおこなっていくとしている。

今後の展望としては、拡大する海外拠点へも同様の施策を適用し、世界中の社員同士が学び合い、繋がり合うことで、ニトリグループをさらなる“多数精鋭組織”へと成長させ、さまざまな形での社会貢献や「世界の人々に豊かな暮らしを提供する。」というわが社のロマン実現の加速を目指すという。

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