サントリー食品インターナショナルとENEOSは、4月1日から、神奈川県川崎市内6か所のENEOSサービスステーション(以下、SS)を起点とした、使用済みペットボトルの回収・再資源化の実証実験を開始すると発表した。

同実証実験は、SSを起点とした使用済みペットボトルの回収から再資源化・再製品化および再商品化までの水平リサイクルチェーンの実現可能性を検証するもの。

回収された使用済みペットボトルは協栄産業によって再資源化され、再びペットボトル容器として使用されるという。これにより「ボトルtoボトル」水平リサイクルが実現する。

「ボトルtoボトル」水平リサイクルの仕組み

対象店舗では、ペットボトル減容回収機を導入し、利用客の水平リサイクルの取り組みへの参加促進を目的に、ペットボトルの投入本数に応じてnanacoポイントを付与するとのことだ。

サントリーグループは長年にわたって技術革新を進め、「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実用化・推進してきたという。2030年までにペットボトルを「100%サステナブル化」することを目標に、活動を継続していくとしている。