キリンホールディングは、全国の30~60代の男女1,000名に「体調管理に関する調査」を実施し、結果を公表した。

調査の結果、季節の変わり目には、気圧の変化や気温の寒暖差などによる自律神経の乱れ、新しい環境に慣れずストレスを感じやすいなどの環境変化が理由で不調を感じている人が約2人に1人(44.8%)いることなどがわかった。

■調査詳細

1.約2人に1人が春の季節の変わり目に”なんとなく不調”を実感
まず、「3~4月の”なんとなく不調”の有無」や「3~4月の生活習慣やストレス・睡眠」について尋ねたところ、全体の約2人に1人(44.8%)が3~4月の春の季節の変わり目に“なんとなく不調”を感じていることがわかった。

さらに“なんとなく不調”を感じると回答した人のうち、74.1%が「他の時期と比べて健康管理が難しい」、67.0%が「仕事の環境の変化でストレスを感じる」、53.8%が「環境の変化や忙しさで良質な睡眠を取れない機会が増える」と回答。

「3~4月の”なんとなく不調”の有無」や「3~4月の生活習慣やストレス・睡眠」について

2.”なんとなく不調”を感じる約9割以上が、「食事」「運動」「睡眠」いずれかの継続に課題あり
次に、3~4月の季節の変わり目に“なんとなく不調”を感じると回答した人に「現在の生活習慣」について尋ねたところ、9割以上の90.2%が 「栄養バランスの取れた食事」「運動」「良質な睡眠」のいずれかが継続的に行えていないことが判明した。

項目別で見ると、 「栄養バランスの取れた食事」は56.4%、「運動」は67.3%、「良質な睡眠」は76.4%の人が継続的に行えていないと回答し、“なんとなく不調”を感じると回答した人の多くが、「食事」「運動」「睡眠」のいずれかに継続の課題を抱えていることが明らかとなった。 

これらは免疫の低下に繋がる行動でもあるため、免疫が低下することによって”なんとなく不調”を感じやすくなるのではないかと同社は推察している。

「栄養バランスの取れた食事」「運動」「良質な睡眠」のいずれかの継続的の有無

3.全体の約半数が「免疫ケア」に前向きな反応。一方で実践できている人は少ない傾向に
最後に、全体の65.9%が「持続的に健康管理を続けるのは難しい」と考えつつも、67.5%が「もっと手軽に健康管理ができるなら続けたい」と回答し、さらに全体の約半数(49.2%)が「免疫ケアを実践してみたい」と前向きな回答が見られた。

「持続的な健康管理」nににtにつについについtについてについて

しかし、この結果を受け食事療法を専門とし「免疫対策」にも精通する医師の石原新菜氏は、「免疫対策という言葉は耳にしたことがあるが、正確な意味や具体的な対策法が分からず実際に実践できている人は少ない傾向にある。

実践できるようになるためには、どのような「食事」「運動」「睡眠」を行えば良いのか、具体的なアクションを知る必要がある。」と言及した。

医師:石原新菜氏

【調査概要】
調査対象:30~60代/全国/男女/1,000名
調査方法:インターネットアンケート調査
調査期間:2023年2月10日~2月14日

<参考>
キリンホールディング『体調管理に関する調査