カヤックLivingは2019年1月23日、同日より移住スカウトサービス『SMOUT(スマウト)』 において海外移住を希望する生活者向けのサービスを開始したと発表した。

同サービスでは、海外移住にまつわる情報を掲載し、スカウトをおこなう地域は、タリン(エストニア共和国)、ベルリン(ドイツ連邦共和国)、ポートランド(アメリカ合衆国)、バリ島(インドネシア共和国)の4都市。今後、順次、掲載都市を増やしていく予定だという。

4都市への移住者が情報を発信。移住希望者をスカウトへ

「SMOUT」は、地域と地域に行きたい人を繋ぐ移住スカウトサービスである。いま話題の地域や移住促進に積極的な地域が参加し、自分たちの地域が求める人や地域の活動・情報をプロジェクトとして掲載しているという。

そのメリットは、地域の人は相性の良さそうな人材をスカウトをすることができることだ。そして、地域に関わりたい人、地域の仕事を探している人は、SMOUTにプロフィールを登録をしておくと、マッチする情報やスカウトが届く。

国土交通省が2018年6月に発表した「平成29年度国土交通白書(概要)」によると、三大都市圏に住む若者は4人に1人が地方移住に関心があるという結果が明らかになっているという。

このように、国内における地域への移住関心度は高まっている。SMOUTにおいても、2018年6月4日のサービス開始以降、SMOUT上でのスカウトをきっかけに地域を来訪したり移住したりする人が増加しているという。

そのような背景から、SMOUTにおいて海外への移住情報の掲載を開始した。開始時に掲載するのは4都市。すでに移住をして現地で暮らす生活者が、移住の情報を発信する。日本国内と同様、生活者がスキルやプロフィールを登録しておくと、スカウトが届く仕組みだ。

同社は、今後、現在掲載する4都市以外についても、海外移住者や海外への移住をサポートする方からの情報を掲載していく予定であるという。

img:PR TIMES