相模鉄道と東急電鉄は、2023年3月18日開業の相鉄・東急新横浜線「新横浜」駅で、相鉄線、東急線、中部・関西方面の玄関口となる待合室「Shin-Yoko Gateway Spot(シンヨコ ゲートウェイ スポット)」を、3月25日にオープンすると発表した。
同待合室の内装デザインは、地元ゆかりのデザイナーであるトラフ建築設計事務所の監修のもと、相鉄線・東急線沿線および中部関西方面の人々の暮らしが交わる交流拠点となることをイメージし、壁面などの内装材に相模鉄道の「デザインブランドアッププロジェクト」で使用しているレンガ、東急電鉄の駅舎の廃木材「えきもく」、JR東海の「東海道新幹線再生アルミ」など各社の歴史を象徴する素材を用いているという。
また、JR東海、相模鉄道、東急電鉄の連携のもと、相鉄線・東急線沿線、直通先および中部・関西方面などの広域的な地域情報を発信するサイネージを設置。
同待合室は、駅舎内では日本初となる「50Wワイヤレス充電スポット」や、相模鉄道では初、東急電鉄では目黒線目黒駅、東横線・目黒線日吉駅に続き3駅目となる、AIカフェロボット「root C(ルートシー)」を設置するなど、新しい体験ができる場として活用していくとのことだ。
さらに、6月30日までの期間限定で、駅構内にて催事を開催。第1弾の企画として、3月22日から3月25日まで、相鉄・東急新横浜線の開業記念グッズなどの販売を予定しているという。
相模鉄道と東急電鉄は相鉄・東急新横浜線開業後も、さまざまな地域や鉄道会社間との連携を深めることで、相鉄線・東急線から中部・関西方面へのお出かけ需要の創出や、相鉄線・東急線沿線の持続的な地域活性化に貢献していくとしている。