stuは、KDDIが新たに立ち上げたメタバース・Web3サービス「αU(アルファユー)」のうち、360度自由視点の高精細な音楽ライブを楽しめる「αU live」のコンテンツの1つであるBE:FIRSTの「Boom Boom Back PLAYGROUND remix」を共創したことを発表した。
「Boom Boom Back PLAYGROUND remix」は、現実に見間違えるほどリアルなデジタルツインの渋谷をライブ会場に、3Dデータ化されたBE:FIRSTのメンバーが、新曲「Boom Boom Back」を披露するバーチャルライブ。
同バーチャルライブは、2つの体験設計によって全く新しいエンターテイメント体験として楽しむことができるコンテンツとなっているという。
1つ目は、ファンがひとりでじっくり好きなアングルでライブを楽しむことができる「イマーシブライブ」体験。
「αU Spring Week 2023」の会場内からしかアクセスできない限定リンクから、バーチャル空間ならではの360度視点でライブを視聴することができる体験となる。
2つ目は、事前抽選で選ばれた参加者が、自身のアバターを自由に操作してライブ会場であるデジタルツインの渋谷を動き回り、参加者同士がみんなで一緒に盛り上がって楽しめる「デジタルツインライブ」体験。
参加者は、リアルのライブと同じようにライブ開演前のワクワク感やライブ中のコールアンドレスポンスといった一体感を、バーチャル空間だからこそのゲーム性のある演出や参加者同士のインタラクティブな体験などを通して体感できるという。
従来のバーチャルライブとは全く異なるリアルとバーチャルを行き来しているかのような新たな体験価値を生み出しているとのことだ。
これらの新たなバーチャルライブの体験価値を多くのユーザーに届けるために、同コンテンツには「リアルタイムクラウドレンダリング」技術を活用。
同技術は、アプリ登録をせずにWebブラウザにアクセスするだけで高精細なバーチャル空間内のコンテンツを参加者の端末のスペックに左右されることなく体験を可能にするもの。
今までのメタバースやバーチャルライブといったエンターテイメント体験は、専用のアプリ登録や端末がなければならないといった制限があり、体験者の参加ハードルが高かったことが課題となっていた。
しかし、「リアルタイムクラウドレンダリング」技術を活用することで、誰もがどこからでも端末のスペックを気にせずに参加することができ、バーチャル上のエンターテイメント体験をより自由度高く、より広いユーザーに届けることが可能になるとしている。
stuは今後も、リアルとバーチャルを先端技術によって繋げることで、世界的なエンターテインメントコンテンツを創造していくとのことだ。