ファーストリテイリング、バングラデシュで女性管理職平均30%以上達成へ 女性が安心して働ける環境整備を目指す
ファーストリテイリングは、アパレル産業における女性の地位向上を支援する継続的な取り組みの一環として、バングラデシュにおける「女性エンパワーメントプログラム」の目標を設定したと発表した。
2025年末までに、バングラデシュにおけるファーストリテイリングの主要取引先縫製工場8工場とともに、1,500人の女性従業員が管理職になるためのトレーニング受講や、対象工場における女性管理職比率平均30%以上の達成を目指す。
また、すべての女性従業員が、託児所・託児サービスや安全な通勤手段、身体的・精神的健康を増進するためのサポートを受けやすい環境を整備するとしている。
ファーストリテイリングは、より多くの女性が職場のリーダーになることを目指し、2019年にバングラデシュで「女性エンパワーメントプログラム」を開始。
管理職を目指す女性を対象に、リーダーシップとテクニカルスキルのトレーニングを提供しており、2022年度末までに、同プログラムの対象工場で全トレーニング受講者の51%に当たる合計163人の女性が管理職に昇格している。