東京ガス不動産は、持続的な成長とESG型不動産開発のさらなる拡大実現に向け、豪州で海外不動産事業を開始すると発表した。

今年1月に設立した現地法人TOKYO GAS REAL ESTATE AUSTRALIA PTY LTD(以下、TGREAU社)を通じて、豪州での不動産開発事業第一弾として、豪州デベロッパーであるCedar Woods Properties Limited(以下、シダー・ウッズ社)が手掛ける「GLENSIDEプロジェクト」内の分譲マンション開発事業「BANKSIAプロジェクト」に参画。

BANKSIA ロゴ

GLENSIDEプロジェクトは、アデレードの中心部から約2キロの好立地における希少な大規模エリア再開発であり、敷地内に残存するヘリテージ(歴史的建造物)の保全・活用を行うなど、環境・社会との調和を重視したESG型住宅開発プロジェクト。

同プロジェクト内で4棟目の分譲マンションとなる「BANKSIA」は、複層ガラスの採用等によるエネルギー効率指標7.9の認証取得のほか、太陽光パネル、EV充電設備、宅配ロッカーなどを組み込み、高い環境性・利便性を実現するとのことだ。

東京ガス不動産は、【不動産×ESG開発】による事業成長に向けて、その領域を海外に拡大していくという。

TGREAU社は、豪州国内の新規案件の情報収集や市場調査、現地パートナー企業との関係強化・新規開拓、参画案件の管理・運用等を行い、今後の海外不動産事業の拡大とESG型開発の推進に向けた取り組みを加速させていくとしている。

BANKSIA物件概要

所在220 Fullarton Road, Glenside
主要用途共同住宅
規模・戸数8階建て・72戸
共同開発者Cedar Woods Properties Limited
竣工予定2024年 7月(予定)
(参考)
GLENSIDEプロジェクト
敷地面積 16.5ha
マンション12棟、戸建250戸 建設予定
BANKSIA 外観パース