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ブロックチェーンを使ったNFTトークンのマッチングプラットフォーム“bazaaar”公開

BlockBaseは2019年1月11日、ブロックチェーン技術を用いて発行されている互いに代替することができない独自性を備えたトークンであるNFT(Non-Fungible Token)の保有者が、アイテムの交換などを行う相手先を見つけるための国内初のマッチングプラットフォーム“bazaaar”を2019年1月に公開すると発表した。

これにより今まで国内の居住者にとって困難であった、NFT同士の交換などを容易に行うことができるようになるという。

NFTアライアンスへのユースケースの提案などを実施

NFTには、ゲーム上のデジタル・アセットを表象するなどのさまざまな活用が期待されているという。BlockBaseでは、ブロックチェーンで発行されたデジタル・アセットが流通する時代を見据え、2018年よりEthereum上のNFTに関する規格であるNFTアライアンスへのユースケースの提案などを実施する。

また、同時にNFTの技術的な実現性、法令面の整理を行う中でさまざまな検証・検討を重ね、リスクの洗い出しが一定以上の水準で達成できたことから、今回NFTのマッチングプラットフォーム“bazaaar”を公開することを決定したという。

このサービスにより、国内のデジタル・アセットのトークン化に関する正しい認識が広がり、より多くのプレイヤーの参入と業界のさらなる発展が促進されることを目指す。

NFTのトークンの売却者と購入者をつなぐサービス

“bazaaar(バザール)”では、NFTのトークン保有者は同社サービス上でNFTの購入者を募ることができ、購入希望者は譲渡を希望しているNFTを同サービス上で探すことが可能だ。

同社によると、トークンの発行は、社会的な事件などを背景に、どのようなトークンが仮想通貨に該当をするのか、あるいは該当しないのかという議論がなかなか進んでいなかったという背景を持つという。

今回、一定の法令上の整理はできたものとして、同社が明瞭にNFTであると考えられるデジタル・アセットについては、積極的に“bazaaar”上の取扱いを進めていく方針だ。

またデジタル・アセットの保有権利の移転はブロックチェーンの有力なユースケースであると引き続き考えており、公開鍵を起点としたアイデンティティの管理、NFTの規格、vNFT(Verified NFT)の実運用なども、同サービス上で行っていくことを予定しているという。

img:PR TIMES

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