ドコモとドコモ・バイクシェアは、「中央区コミュニティサイクル(シェアサイクル)事業」において、太陽光発電と電気自動車(以下、EVトラック)による、シェアサイクルの最適配置の実証実験を、1月25日から2月16日まで実施。
両社は、現在全国48エリアにおいてシェアサイクル事業を運営または提供している。
同実証では、設置場所に偏りが生じた自転車の移動(最適配置作業)に使用する車両を、ガソリン車から再生可能エネルギー由来の電気を使用したEVトラックへ切り替えることで、シェアサイクルのサービス全体としてゼロカーボンを実現できるよう、取り組みを推進していくという。
ドコモ・バイクシェアの中央区晴海の倉庫に太陽光パネルと蓄電池を設置し、太陽光パネルで発電した電気を蓄電池へ一時蓄電のうえ、EVトラックへ充電。
また、太陽光パネルと蓄電池からEVトラックへの電力供給能力の測定や、EVトラックの走行による電池の使用量の測定、CO2削減量データの取得を行い、環境負荷軽減の効果について分析するとのことだ。
同実証により、環境配慮型シェアサイクルの商用化に向けた検討を進め、ドコモグループのカーボンニュートラル実現に向け、グリーントランスフォーメーション(GX)の取り組みを推進していくとしている。