学情は、2023年4月に入社を控える新社会人を対象に、「入社後のテレワーク」をテーマにアンケートを実施し、結果を公表した。
2023年4月に入社を控える新社会人は、大学生活の大半(大学2~4年生の期間)をコロナ禍で過ごしており、インターンシップや就職活動も一部はオンラインでの実施となった。
大学の授業もオンラインで実施されるものが多く、リモートでの対応に慣れている新社会人は、テレワークをどのように捉えているのか、入社後すぐのテレワークについて調査したとのことだ。
■入社後すぐに「テレワーク」を実施することに「不安がある」と回答した新社会人が7割に迫る
入社後すぐに「テレワーク」を実施することに「不安がある」と回答した人は30.6%となった。
「どちらかと言えば不安がある」の36.3%と合わせると、約7割の新社会人が「入社後すぐのテレワーク」に不安を覚えていることが明らかに。
「テレワークだと業務の進め方があっているか分からない」「分からないことがあったときに、質問や相談をしにくいと思う」「出社して対面で話したほうが、職場の雰囲気に早く慣れることができると思う」「Web面接やオンライン授業は多く経験してきたが、面接や授業と仕事は異なると思う」といった声が上がったという。
■入社後すぐにテレワークをする場合に不安なことは「仕事の進め方の習得」が最多
入社後すぐにテレワークをする場合に不安なことは、「仕事の進め方の習得」が81.7%で最多。
次いで、「先輩や上司など社内の人間関係」が77.6%、「仕事で必要なスキルの習得」が68.5%、「同期とのつながり」が62.4%と続いた。
■調査概要
調査期間:2022年11月17日~12月4日
調査機関:学情
調査対象:「あさがくナビ2023(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」会員
有効回答数:441件
調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合がある。
<参考>
学情『入社後のテレワーク(2023年4月入社の新社会人)』