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岩岳リゾートが運営する「⽩⾺岩岳マウンテンリゾート」の2022年グリーンシーズン(2022年4月28日〜11月13日)の来場者数が、過去最高となる約20万人を記録。
これまでの最高記録であった2021年の来場者数約13万4千人からおよそ7万人の伸びとなり、2期連続で過去最高を更新したとのことだ。「世界水準のオールシーズンマウンテンリゾート」に向けて動き出す前の2016年(来場者数約2万5千人)と比較すると8倍となる。
6年で来場者数が8倍に増加した「⽩⾺岩岳マウンテンリゾート」
白馬岩岳マウンテンリゾートは、国内におけるスキー・スノーボード人口の減少や気候変動による不安定な降雪、新型コロナウィルスという未曾有の事態など予測不可能な困難に直面しながらも「世界水準のオールシーズンマウンテンリゾート」の姿を描き、2017年より毎年、唯一無二の絶景や地形を生かした様々な取り組みを企画・実行してきた。
「岩岳マウンテンバイク(MTB)パーク」造設(2017年)や絶景テラス&カフェ「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR(白馬マウンテンハーバー)」開業(2018年)、「Iwatake Green Park(岩岳グリーンパーク)」開業(2019年)、「ヤッホー!スウィング presented by にゃんこ大戦争」新設(2020年)など次々に積極的な取り組みを展開。
その結果、2021年グリーンシーズンの来場者数はウィンターシーズンの来場者数を超える約13万4,000人に上り、「冬よりも夏(グリーンシーズン)に多くのお客様が来場するスキー場」へと進化しているという。
2022年グリーンシーズン(2022年4月28日〜11月13日)もコロナ禍による影響はあったものの、来場者数はこれまでの最高記録であった前年を大きく上回る約20万人に伸長し、これはオールシーズンマウンテンリゾートに向けて動き出す6年前(2016年の来場者数約2万5千人)と比較すると8倍に相当。
春・夏・秋を通して新エリアやアクティビティ、フェスなど様々な仕掛けを実施
2022年は、4月に新展望エリア「白馬ヒトトキノモリ」をグランドオープンし、ティーラテとスコーンの専門店「CHAVATY HAKUBA(チャバティ白馬)」による上質なメニュー提供のほか、季節や地元の食材を使ったバラエティ豊かな限定メニューを次々に展開。
また、傾斜を利活用したマウンテン・アクティビティ「Mountaincart(マウンテンカート)」やMTBの新コース、山頂での乗馬アトラクションなどを開始。マウンテンカートは今シーズン中、8,000人を超える来場者が体験する盛況ぶりであったという。
5月には2回目となる「アルペンアウトドアーズ プレゼンツ『HAKUBA ヤッホー!FESTIVAL 2022』」を開催。イベント期間(9日間)の来場者数は約8,000人に達し、終盤2日間の音楽フェスは約1,800人が山頂に集結。
7月には、キャンプエリア「白馬岩岳マウンテンフィールド」をより眺望の良い「白馬ヒトトキノモリ」へ移転オープン。紅葉シーズンとなる10・11月は天候に恵まれ、「全国旅行支援」も追い風となり、“山頂の冠雪”と“山の中腹の紅葉”、“麓の樹木の緑”が一度に楽しめる国内でも希少な「三段紅葉」を目的に多くの人が来場したという。
MTBやペットの来場数も過去最高を記録
9月に初級者向けのMTBコースを新設したことやグリーンシーズンに動かすリフトを1本増やしたことが功を奏し、MTBの利用者数は前年比129%となる約12,300人で過去最高を記録。
2016年の来場者数約1,200人と比較すると、10倍になり、“MTBの聖地復活”に向けて邁進しているという。
また、ペットもゴンドラに同乗できる環境整備や山頂でのペットフレンドリーエリアを年々拡大し、ペットの来場数も前年比150%、約7,800匹で過去最高に。
SNSでの投稿や口コミによる広がりの影響もあり、“ペットとともに過ごせる山岳リゾート”として認知され、白馬岩岳マウンテンリゾートを会場とした犬種のオフ会などコミュニティの場としての利用も要因の1つと捉えているとのことだ。
今後とも来場するユーザーに白馬の大自然を通して感動とわくわくを提供できるよう、継続して新たな取り組みに挑戦していくとしている。