INDEX
エクシングは、業界最多34万曲以上の配信曲数を誇る業務用通信カラオケ「JOYSOUND」シリーズ、および「UGA」シリーズにて歌唱された楽曲の回数に基づき集計した「2022年JOYSOUNDカラオケ年間ランキング」を発表した。
■楽曲ランキング(総合)
カラオケ年間ランキングの頂点を掴んだのは、優里「ドライフラワー」。2年前に出演し、ブレイクのきっかけとなったYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」の再生回数は驚異の1億回を突破しており、カラオケにおいても、その勢いはとどまることなく、2年連続で首位を堅持した。
2位には、昨年末からMVや歌詞がSNSで話題を呼び、若年層からの支持を獲得したSaucy Dog「シンデレラボーイ」が、昨年圏外からランクアップ。ここ数年は、TikTokやYouTubeをはじめ、SNSからヒットが誕生する傾向が続いている。
また、8位のAimer「残響散歌」、16位のマカロニえんぴつ「なんでもないよ、」、30位のAdo「新時代(ウタ from ONE PIECE FILM RED)」など、昨年から今年にかけてリリースされた楽曲がTOP30に9曲もランクインするなど、新たなカラオケヒット曲も誕生しているとのことだ。
■アーティストランキング(総合)
アーティストランキング(総合)で首位に輝いたのは、楽曲ランキング(総合)でTOP30に4曲ものランクインを果たしたAdo。
映画『ONE PIECE FILM RED』に登場する歌姫・ウタの歌唱パートを担当し、圧倒的な存在感を発揮するなど、同作の主題歌や劇中歌も若年層を中心に支持を受け、堂々の1位に輝いた。
また、今若い世代から注目を集めるバンド、Saucy Dogは昨年圏外から6位にランクアップ。このほか、マカロニえんぴつが9位、Aimerが11位、Vaundyは16位、King Gnuが18位と、複数のアーティストが昨年から大きく順位を上げ、TOP20入りを果たしている。
■2022年発売曲ランキング(総合)
2022年発売曲ランキング(総合)では、TVアニメ『鬼滅の刃』遊郭編のOP曲として注目を集めたAimer「残響散歌」が、上半期の勢いをそのままに首位を獲得。
TVアニメ『SPY×FAMILY』OP主題歌のOfficial髭男dism「ミックスナッツ」が2位、Adoが歌う映画『ONE PIECE FILM RED』の関連曲がTOP10に4曲ランクインと、アニメソングのヒットが目立った1年に。
4位の優里「レオ」、5位のSEKAI NO OWARI「Habit」、7位のぬゆり feat.flower「ロウワー」、8位のきゃない「バニラ」など、TikTokの歌ってみた動画などで注目を集めた楽曲も上位となった。
なお、「2022年カラオケ年間ランキング」特設ページでは、楽曲ランキング(総合)、アーティストランキング(総合)でそれぞれ首位を獲得した優里さんとAdoさんからのコメント動画も公開しているとのことだ。
<参考>
エクシング『2022年カラオケ年間ランキング』