明治は、牛乳の消費拡大に貢献するため、農林水産省と一般社団法人Jミルクが立ち上げた「牛乳でスマイルプロジェクト」に参加しており、エースコックやハウス食品と、牛乳を使ったアレンジレシピの開発といったタイアップ施策を、2022年12月中旬より順次開始すると発表した。

また、フィットネスクラブGOLD’S GYMの一部の店舗に来店した人へ「明治おいしい低脂肪乳」(200ml)のサンプリングを、12月中旬より実施するとのことだ。

同社は、同取り組みを通じて、日本の酪農・乳業界一体となった、持続可能な酪農・乳業の実現に向けて、牛乳・乳製品の消費拡大に貢献していくとしている。

1.「牛乳でスマイルプロジェクト」参加企業とのタイアップ施策

(1)「明治おいしい牛乳」×「エースコックの即席めん・スープ」アレンジレシピ開発
エースコックとタイアップし、牛乳とラーメンという、新しく意外な組み合わせを提案するアレンジレシピを開発し、発信。さらに、開発したアレンジレシピの認知拡大のためツイッターを活用したキャンペーンを実施。

①アレンジレシピの開発と発信
料理系YouTuber「あべしキッチン」とのタイアップにより、「明治おいしい牛乳」と「エースコックの即席めん・スープ」を使用したアレンジレシピを開発。
開発したアレンジレシピは、12月中旬より順次、「あべしキッチン」公式YouTubeチャンネル、および「明治おいしい牛乳」と「エースコック」公式ツイッターで発信するという。さらに、同社およびエースコックからもオリジナルレシピ動画を開発して発信するとのことだ。

②オープンキャンペーン概要
・キャンペーン形式:ツイッターを活用したオープンキャンペーン
・実施時期:2022年12月中旬~2023年1月中旬(予定)
・景品:エースコックの製品1ケース×100名

(2)「明治おいしい牛乳」×「フルーチェ」のアレンジレシピの開発
ハウス食品とタイアップし、「明治おいしい牛乳」と「フルーチェ」を混ぜるだけでなく、お互いの商品の良さを生かせる新しいアレンジレシピを開発し、12月中旬より順次、「明治おいしい牛乳」と「ハウス食品グループ」の公式ツイッターで発信予定。

(3)「明治おいしい牛乳」×「クックパッド」のレシピ提案
クックパッドとタイアップし、クックパッドでの検索結果ページやレシピ詳細ページより、「明治おいしい牛乳」を使用したレシピページへ遷移できるバナーを掲載。毎日の食事の献立を考える際に役立てられるような、牛乳を使ったさまざまな「乳和食」を紹介していくとのことだ。
乳和食とは、和食に牛乳・乳製品を使用した減塩を目的とした料理メニュー。牛乳・乳製品を使用することで、しょうゆやダシやみそを減らしても牛乳のもつコクやうまみでおいしく簡単に減塩することができるという。
・バナー掲載期間:2022年11月26日~12月25日

2.GOLD’S GYM(ゴールドジム)における「明治おいしい低脂肪乳」のサンプリング

フィットネスクラブGOLD’S GYMの一部の店舗に来店したユーザーへ「明治おいしい低脂肪乳」(200ml)のサンプリングを、12月中旬より実施。

GOLD’S GYMは、日本のみならず世界30カ国、700カ所以上、300万人のメンバーを誇る世界最大級ネットワークのフィットネスクラブ。運動初心者からアスリートまで、あらゆる人が結果を出せるように考え抜かれた施設・プログラムなどを展開しているという。

「明治おいしい低脂肪乳」は、脂肪分の摂取を抑えながらもおいしく栄養を取ることができる。同社は、GOLD’S GYMを利用する人に向けて「明治おいしい低脂肪乳」のサンプリングを実施することで、運動後にたんぱく質などの栄養補給のサポートを行うとともに低脂肪乳の消費拡大を図っていくとのことだ。

概要
・サンプリング商品:明治おいしい低脂肪乳(200ml)
・実施店舗:全国のGOLD’S GYM直営店舗15店舗(予定)
・実施時期:2022年12月中旬~下旬(予定)

3.「牛乳でスマイルプロジェクト」について

一般社団法人Jミルクが9月に発表した生乳および牛乳・乳製品の需給見通しによると、2022年度の牛乳・乳製品の原料である生乳の生産量は、北海道では前年比101.4%、都府県においては前年比99.5%、全国では前年比100.5%と4年連続で増産となる見込みであるという。

このように生乳の生産は全国的に好調に推移している一方、例年、年末年始は学校給食用の牛乳の供給が停止されるため需要が減少する傾向にあることに加え、長期化する新型コロナウイルス感染症や、11月からの生乳取引価格の引き上げに伴う牛乳・乳製品の価格改定が需要に影響を与える可能性があり、処理不可能乳の発生が懸念されているという。

同社は、2022年6月に農林水産省と一般社団法人Jミルクが立ち上げた「牛乳でスマイルプロジェクト」に参加している。同プロジェクトは、酪農・乳業関係者のみならず、さまざまな企業・団体・自治体が参加し、共通ロゴマークにより一体感を持って牛乳・乳製品の消費拡大に取り組むものであるとのことだ。