東急を代表企業とするグループは、神奈川県川崎市が公募した「等々力緑地再編整備・運営等事業」に係る総合評価一般競争入札において、11月8日に落札者として選定されたことを発表した。
同事業は、川崎市が策定・改定した「等々力緑地再編整備実施計画」に示す、「新たな等々力緑地の目指すべき将来像の実現」を目的としているという。
同グループは、地域に根ざして事業を営む企業、公共インフラの運営実績を有する企業、大規模スポーツ施設の設計・施工実績を有する企業を中心に、同事業の落札に向けて取り組んできたとし、今後、川崎市との基本協定の締結準備を進めていく予定とのことだ。
具体的な事業内容等については、川崎市との協議を踏まえ、適宜公表していくとしている。
■事業概要
事業名称:
等々力緑地再編整備・運営等事業
所在地:
神奈川県川崎市中原区等々力1番地 他
敷地面積:
43.5ha
事業内容:
公共施設および民間施設の整備・運営維持管理
事業期間:
2023年4月(予定)から30年間
主な整備内容:
①公共施設の整備
・公園および植栽等の基盤工事
・等々力陸上競技場の球技専用スタジアムへの改修工事
・とどろきアリーナの解体および新築工事
・補助陸上競技場の陸上競技場への改修工事 等
②民間施設の整備
・コンソーシアム名称
Todoroki Park and Link
・コンソーシアム構成企業
東急、富士通、丸紅、オリックス、川崎フロンターレ、グローバル・インフラ・マネジメント、大成建設、フジタ、東急建設
・コンソーシアム協力企業
梓設計、東急設計コンサルタント、オオバ、東急コミュニティー、東急スポーツシステム、DeNA川崎ブレイブサンダース